NVIDIA® 省電力 GPU 技術 (ノートパソコンでは NVIDIA® Optimus™ 技術) は、高性能 NVIDIA GPU を自動的に有効にしてプログラムまたはディスプレイを加速化する技術です。この技術は、省電力とパフォーマンスの間のバランスを最適化するよう設計されており、Windows 7 以降のオペレーティング システムでのみ利用可能です。
Windows タスク バーの通知領域にある [NVIDIA GPU アクティビティ] アイコンをクリックすると、NVIDIA GPU を使用しているプログラムとディスプレイがウィンドウに表示されます。NVIDIA GPU を使用中のプログラムまたはディスプレイがない場合は、PC が省電力モードになっていることが示されます。
メモ: PC メーカーからは、高性能 NVIDIA プロセッサがプログラムによって使用されるのを防ぐための、カスタムの Windows 電源プランが提供されている場合があります。
プログラムを実行すると、パフォーマンスを最大化するために使用される適切なグラフィックス プロセッサとして、統合型グラフィックス プロセッサと高性能 NVIDIA GPU のいずれかが NVIDIA ドライバーによって自動的に選択されます。
統合型グラフィックスに接続されたディスプレイ上でプログラムを実行している場合は、この選択肢を次の 2 とおりの方法でカスタマイズできます。
メモ:
NVIDIA GPU によって駆動されている外部ディスプレイで起動するプログラムとビデオでは、[優先するグラフィックス プロセッサ] の選択内容にかかわらず、統合型グラフィックス プロセッサではなく NVIDIA GPU が常に使用されます。
設定によっては、一部のプログラムが正しく実行されないか、バッテリ寿命の短縮を招く場合があります。この問題が発生した場合は、[自動選択] または既定の設定を選択してください。
"優先するグラフィックス プロセッサ" 設定を変更しても、既に実行中のプログラムでは、同じグラフィックス プロセッサが中断されることなく引き続き使用されます。"優先するグラフィックス プロセッサ" 設定を有効にするには、プログラムを再起動する必要があります。
プログラムに特定のグラフィックス プロセッサが必要な場合は、設定がドライバーによってオーバーライドされる可能性があります。
たとえば、プログラムによっては、統合型グラフィックスでは利用できない CUDA 処理や高度な DirectX をサポートするために、高性能 NVIDIA GPU が必要となる場合があります。また、他のグラフィック プロセッサと互換性の問題がある場合に、特定のプロセッサで実行する必要のあるプログラムもあります。
一部のノートパソコンまたは PC では、標準の Windows コントロール パネルには備わっていない追加的なディスプレイ構成オプションを NVIDIA コントロール パネルから利用できます。詳細については、Optimus 搭載システムのディスプレイ設定に関するページを参照してください。
Windows 通知領域の NVIDIA GPU アクティビティ アイコンをクリックします。ウィンドウに次の情報が表示されます。
どのディスプレイとビデオが NVIDIA 高性能 GPU を使って加速化されているか
どのディスプレイ接続が NVIDIA 高性能 GPU によって駆動されているか
GPU アクティビティ アイコンがない場合は、NVIDIA コントロール パネルのメニュー バーで [デスクトップ] をクリックして、[GPU アクティビティ アイコンを通知領域に表示する] を選択します (「[デスクトップ] メニューを使用する場合」を参照)。
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