
このセクションでは、[デスクトップのサイズと位置の調整] ページ、およびこのページに用意された Windows Vista 以降オペレーティング システム向けコントロールについて説明します。
次の表に、ディスプレイ タイプに基づいてどの機能がサポートされているかを示します。
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ディスプレイ タイプ |
スケーリング |
サイズ変更 |
位置 |
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TV - アナログ (S ビデオ、 |
X |
X |
X |
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TV - アナログ (コンポーネント) |
X |
X |
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VGA (EDID あり) |
X |
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X |
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VGA (EDID なし) |
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X |
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デジタル (DVI、DisplayPort、または HDMI) |
X |
X |
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デジタル (DVI、DisplayPort、または HDMI 接続の HDTV) |
X |
X |
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LVDS (ノートパソコン ディスプレイ) |
X |
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この機能がサポートされている場合は、それに対応するタブが [デスクトップのサイズと位置の調整] ページで利用可能になります。
スケーリング コントロールを使用すると、デスクトップが画面に収まるようにサイズ調整できます。ここで指定した設定は、[サイズ変更] セクションの設定で上書きされる場合があります。
縦横比: 元のイメージと同じ寸法比、つまり縦横比を維持したまま、デスクトップを最大限に拡大します。黒の枠を表示することもできますが、イメージの歪みを防ぐため、この設定は使用しないことをお勧めします。
全画面表示: デスクトップを拡大してディスプレイ画面全体を埋めるようにします。
スケーリングなし: ディスプレイ イメージは元のサイズを維持して画面の中央に配置され、小さいながらも鮮明なイメージとなります。ディスプレイ イメージの周りに黒い枠が表示されることがあります。
整数スケーリング:スケーリングが GPU にて実行された場合および NVIDIA Turing 以降の GPU でのみ利用可能です。ピクセルを水平 / 垂直の両方において最大の整数要素で複製することで、ネイティブより小さな解像度ソースのスケールを実現します。
GPU: 設定された解像度からネイティブ解像度のタイミングの間で、GPU によってデスクトップのスケーリングが実行されます。
自動:
このチェック ボックスをオンにすると、このページで設定したスケーリング モードがアプリケーションによって変更されなくなります。
[プレビュー] セクションで解像度とリフレッシュ レートを選択すると、選択したスケーリング設定に基づいて全画面表示のアプリケーションが画面でどのように表示されるかを示したプレビュー イメージが表示されます。利用可能なリフレッシュ レートは、選択したスケーリング モードによって異なります。
HDTV などの一部のディスプレイでは、ディスプレイの端が画面の表示枠からはみ出て見えないようになっています。オーバースキャンと呼ばれるこの効果の目的は、視聴者に向けられていないブロードキャスト データを隠すことにあります。この結果、Windows デスクトップなどのブロードキャスト データ以外のコンテンツが含まれた重要な部分が非表示になってしまいます。
コンテンツ全体を表示するように画面サイズを変更する最良の方法は、ディスプレイ ハードウェアに付いているコントロールを使用することです。
NVIDIA コントロール パネルのサイズ変更コントロールは、ディスプレイ上のコントロールを使って満足のいく結果が得られなかった場合に使用してください。
デスクトップまたはイメージの画面上の位置を調整するには、[デスクトップの位置を調整してください] の下にあるイメージの矢印ボタンを使用します。
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