このページでは、各種のスライダーを使用して、デスクトップのイメージのコントラスト、鮮明度、表示色数 (デジタル バイブランス) を設定できます。その他のコントロールを使用できるかどうかは、ディスプレイ接続の種類によって決まります。
現在のカラー精度モード(リファレンス、精度、強調)を表示します。カラー精度モードはレンダリングされた各ピクセルの処理に使用するカラー スペース パイプラインによって異なります。
リファレンス:レンダリングされたピクセルは、ピクセル カラーマッチング モード 1:1 の GPU パイプラインで処理されます。このパイプラインは、OS や NVIDIA コントロール パネルなどのカラー調整アプリケーションでピクセルのカラー強調がない場合に使用されます。
精度:レンダリングされたピクセルは、下記の 1 つを使用して処理されます:
カラー スペース変換(CSC)または NvAPI のカスタム ガンマ ランプ
Microsoft ハードウェア調整(MHC)ICC プロフィールの適用された Windows ディスプレイ カラー トランスフォーム(DCT)
強調:レンダリングされたピクセルは、下記の 1 つを使用して処理されます:
NVIDIA コントロール パネルを使用したカラー調整(「カラー調整の適用」セクションを参照)
DCT は適用されますが、MHC ICC カラープロフィールは適用されません。
リファレンスモードに上書き:チェックボックスを選択すると、現在のカラー処理を上書きし、リファレンスモードを強制します。これを選択すると、OS や他の調整アプリケーションによるカラー調整が無視され、レンダリングされたピクセルは、ピクセル マッチング モード 1:1 の GPU パイプラインで処理されます。
メモ:リファレンスモードに上書きを選択した場合、これらのコントロールには初期値が設定されており、グレー表示されて変更はできません。
各カラーを別々に選択するか、または既定設定であるコンポジットの [全チャンネル] を選択すると [赤、緑、青] のチャンネルを調整できます。
カラー チャンネルを選択すると、カラー補正曲線のグラフにそのカラーが表示されます。
[明るさ/コントラスト/ガンマ] スライダーを動かすと、グラフ内のカラーのライン/曲線がリアル タイムで変化します。
明るさ:このスライダーを使用してデスクトップの明るさを調整します。[明るさ] の値はガンマ範囲に影響を与えることがあります。
ガンマ (G):ガンマとは、シャドーやハイライトに影響を与えないデスクトップのミッドトーンの明るさを指します。このスライダーを使用するとデスクトップのガンマを調整できます。使用可能なガンマ範囲は、[明るさ] と [コントラスト] の各値によって決まります。
コントラスト:コントラストとは、デスクトップの一番明るい部分と一番暗い部分の差を指します。スライダーを使用するとこの差を調整できます。[コントラスト] の値はガンマ範囲に影響を与えることがあります。
デジタル輝度: デスクトップを表示する際の不適切な照明状態を補正するには、[デジタル バイブランス] スライダーを使用して、デスクトップ カラーの鮮明度、リッチ度、明度を増加します。
色相: 色相は、基本色を参照し、0 ~ 359 度の色相角度で表されます。例えば、0 は赤、60 は黄色、120 は緑、180 はシアン、300 はマゼンタです。
フィルタのフリッカー: フリッカー フィルターは TV に適用されます。[フリッカー フィルター] スライダーを使用すると、TV の画像に適用したいフリッカー フィルターのレベルを調整できます。フリッカー フィルターを大きくすると画面のフリッカーは小さくなります。
グレーの枠を表示する: このチェック ボックスは、TV が接続されているときに表示されます。チェック ボックスをオンにすると、TV ディスプレイの不使用部分に表示される黒い枠がグレーの枠で置き換えられ、画面の焼き付きを防止できます。
ディスプレイに報告するコンテンツのタイプ: この設定は、Windows Vista 以降のプラットフォーム上の AVI InfoFrame をサポートする HDMI モニター (DVI として処理されない) および GPU に適用されます。ドライバーによってディスプレイに報告されるビデオ コンテンツのタイプは、この設定によって決まります。ディスプレイは、表示品質を最大限に高めるための適切なビデオ処理を適用します。
イメージのプレビュー: クリックするとイメージをプレビューできます。
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