デスクトップ カラー設定の調整

このページでは、各種のスライダーを使用して、デスクトップのイメージのコントラスト、鮮明度、表示色数 (デジタル バイブランス) を設定できます。その他のコントロールを使用できるかどうかは、ディスプレイ接続の種類によって決まります。

カラー精度モード

現在のカラー精度モード(リファレンス、精度、強調)を表示します。カラー精度モードはレンダリングされた各ピクセルの処理に使用するカラー スペース パイプラインによって異なります。

リファレンスモードに上書き:チェックボックスを選択すると、現在のカラー処理を上書きし、リファレンスモードを強制します。これを選択すると、OS や他の調整アプリケーションによるカラー調整が無視され、レンダリングされたピクセルは、ピクセル マッチング モード 1:1 の GPU パイプラインで処理されます。

カラー強調を適用

メモ:リファレンスモードに上書きを選択した場合、これらのコントロールには初期値が設定されており、グレー表示されて変更はできません。

カラー チャンネル

各カラーを別々に選択するか、または既定設定であるコンポジットの [全チャンネル] を選択すると [赤、緑、青] のチャンネルを調整できます。

明るさ:このスライダーを使用してデスクトップの明るさを調整します。[明るさ] の値はガンマ範囲に影響を与えることがあります。

ガンマ (G):ガンマとは、シャドーやハイライトに影響を与えないデスクトップのミッドトーンの明るさを指します。このスライダーを使用するとデスクトップのガンマを調整できます。使用可能なガンマ範囲は、[明るさ] と [コントラスト] の各値によって決まります。

コントラスト:コントラストとは、デスクトップの一番明るい部分と一番暗い部分の差を指します。スライダーを使用するとこの差を調整できます。[コントラスト] の値はガンマ範囲に影響を与えることがあります。

デジタル輝度: デスクトップを表示する際の不適切な照明状態を補正するには、[デジタル バイブランス] スライダーを使用して、デスクトップ カラーの鮮明度、リッチ度、明度を増加します。

色相: 色相は、基本色を参照し、0 ~ 359 度の色相角度で表されます。例えば、0 は赤、60 は黄色、120 は緑、180 はシアン、300 はマゼンタです。

フィルタのフリッカー: フリッカー フィルターは TV に適用されます。[フリッカー フィルター] スライダーを使用すると、TV の画像に適用したいフリッカー フィルターのレベルを調整できます。フリッカー フィルターを大きくすると画面のフリッカーは小さくなります。

グレーの枠を表示する: このチェック ボックスは、TV が接続されているときに表示されます。チェック ボックスをオンにすると、TV ディスプレイの不使用部分に表示される黒い枠がグレーの枠で置き換えられ、画面の焼き付きを防止できます。

ディスプレイに報告するコンテンツのタイプ: この設定は、Windows Vista 以降のプラットフォーム上の AVI InfoFrame をサポートする HDMI モニター (DVI として処理されない) および GPU に適用されます。ドライバーによってディスプレイに報告されるビデオ コンテンツのタイプは、この設定によって決まります。ディスプレイは、表示品質を最大限に高めるための適切なビデオ処理を適用します。

イメージのプレビュー: クリックするとイメージをプレビューできます。

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