プレミアム Mosaic を設定する手順 (Windows XP)

Windows XP では、SLI 付き Mosaic しかサポートされていません。この Mosaic をプレミアム Mosaic と呼びます。プレミアム Mosaic の設定手順は、次の 3 つの基本的なプロセスから成ります。

  1. ディスプレイを接続する

  2. ディスプレイ設定を構成する

  3. プレミアム Mosaic モードを構成する

 

 


 

ディスプレイを接続する

プレミアム Mosaic モードで使用するすべてのディスプレイを、NVIDIA Quadro Plex ユニットまたは SLI 対応の Quadro/Quadro FX カードに接続します。正しい接続方法については、「Quadro Plex D2 Mosaic 接続」または「パッシブ ステレオ用 Quadro Plex D2 Mosaic 接続」を参照してください。  

メモ: 4 ディスプレイ構成は、SLI 対応のデュアル Quadro/Quadro FX カードを使用する場合にサポートされます。ディスプレイの接続方法については、シングル Quadro Plex の図を参照してください。   

 

ディスプレイ設定を構成する

 

  1. NVIDIA コントロール パネルを使用して、ディスプレイ設定を構成します。

    ディスプレイ設定の例は以下のとおりです。

  2. SLI モードを有効にします。

    1. NVIDIA コントロール パネルのタスクの選択ペインで、[3D 設定][SLI 構成の設定] (または [SLI と PhysX の設定]) を選択して該当のページを開きます。

    2. [SLI 設定][プレミアム Mosaic モードを許可する] をクリックします。

    3. [適用] をクリックします。

  3. SLI アンチエイリアシングが有効になっていないことを確認します。

    1. NVIDIA コントロール パネルのタスクの選択ペインで、[3D 設定][3D 設定の管理] を選択して該当のページを開きます。

    2. [アンチエイリアシング - 設定] が "SLI AA" の値 (16x SLI AA や 32x SLI AA など) に設定されていないことを確認します。

    3. [SLI パフォーマンス モード] が [SLI アンチエリアシング] に設定されていないことを確認します。

  4. ステレオ設定を必要に応じて設定します。

    [3D 設定の管理] ページで以下の操作を行います。

 

プレミアム Mosaic モードを構成する

 

  1. NVIDIA コントロール パネルのタスクの選択ペインで、[ワークステーション][プレミアム Mosaic モードの設定] をクリックして該当のページを開きます。

  2. [プレミアム Mosaic モードを使用する] チェック ボックスをオンにして、プレミアム Mosaic モード設定を有効にします。

  3. [ディスプレイ設定] ボックスの矢印をクリックして、構成と一致するディスプレイ設定を選択します。

  4. [ディスプレイ位置の確認] をクリックして、ディスプレイが正しい Quadro Plex/Quadro FX コネクタに接続されていることを確認します。

    各ディスプレイのモザイク サーフェイスに図が表示され、どの Quadro Plex/Quadro FX 出力が作動しているかが示されます。

    図がディスプレイ レイアウトと一致している場合は、いずれかの図の右上隅にある [X] をクリックして、すべての図を閉じることができます。

    図がディスプレイ レイアウトと一致していない場合は、次の手順で必要な訂正を加えてください。

    メモ: システムの電源がオンになっている間は、ディスプレイの接続を解除しないでください。接続を解除すると、モザイク モードが無効になる可能性があります。

    1. 図を参考にして正しい接続を調べ、書き留めます。

    2. すべてのアプリケーションを閉じて、システムをシャットダウンします。

    3. ディスプレイ接続のレイアウトを変更します。

    4. システムの電源を再び入れて、構成を確認します。

  5. 各ディスプレイの解像度を設定します。

    [解像度 (ディスプレイごと)] ボックスの矢印をクリックして、各ディスプレイに設定する解像度を選択します。解像度には以下の制限を満たす値を設定する必要があります。

  6. リフレッシュ レートを設定します。

    [リフレッシュ レート] ボックスの矢印をクリックして、全ディスプレイに適用するリフレッシュ レートを選択します。

    メモ: [リフレッシュ レート] ボックスの一覧には、選択した解像度に対して使用できるリフレッシュ レートが表示されます。

  7. 水平エッジ オーバーラップと垂直エッジ オーバーラップをさまざまな構成に合わせて設定します。

    たとえば、ベゼルの付いたディスプレイを使用する場合は、ネガティブ オーバーラップとしてギャップを挿入することができます。

  8. [適用] をクリックして変更を保存します。

 

 

関連トピック