NVIDIA Turing

グラフィックスの再創造

リアルタイム レイ トレーシング
プロフェッショナル グラフィックスにおいて

Turing は、レイ トレーシングを高速化する新しい RT コアと AI の推論のための新しい Tensor コア を備えています。これらが連携することで初めてリアルタイム レイ トレーシングが実現し、最近までは何年か先になると予想されていた驚くような創造が可能になります。

Turing イノベーション

リアルタイム レイ トレーシングのための RT コア

Turing アーキテクチャは RT コアと呼ばれている専用のレイ トレーシング プロセッサーを備えています。この RT コアは 3D 環境における光と音の移動計算を毎秒 10 ギガレイ (Giga Ray) まで加速します。Turing は前の Pascal 世代と比較したとき、リアルタイム レイ トレーシングを 25 倍高速化します。速さが CPU の 30 倍以上であり、映画の特殊効果の最終フレーム レンダリングに使用できます。

AI 加速のための Tensor コア

Turing は新しい Tensor コアを備えています。ディープラーニングのトレーニングと推論を加速するプロセッサが毎秒最大 500 兆の Tensor 演算を可能にします。このレベルの性能により、ノイズ除去、解像度スケーリング、ビデオのリタイミングなど、AI で強化される機能が劇的に高速化されます。高性能な新機能を持つアプリケーションが開発できます。

新しいストリーミング マルチプロセッサ

Turing アーキテクチャではグラフィックス パイプラインが強化され、プログラミング可能な新しいシェーディング テクノロジが加わったことで、前の Pascal 世代に比べ、ラスター性能が劇的に改善されます。新しいシェーディング テクノロジには、可変レート シェーディング、テクスチャスペース シェーディング、マルチビュー レンダリングなどがあり、大きなモデルやシーンとの対話性がさらに滑らかになり、VR 体験が改善されます。

シミュレーションのための CUDA

Turing ベースの GPU は新しいストリーミング マルチプロセッサ (SM) アーキテクチャを備えています。このアーキテクチャは、毎秒 16 兆の整数演算と同時に最大 16 兆の浮動小数点演算を処理します。開発者は最大 4,608 個の CUDA コアと NVIDIA の CUDA 10、FleX、PhysX SDK を活用し、科学的ビジュアライゼーション、仮想環境、特殊効果のために、質点力学や流体力学など、複雑なシミュレーションを作ることができます。

TURING 製品資料

新しい Turing ベースの Quadro 製品を体験してください。