VMwareとNVIDIA、NVIDIA GRID vGPUテック・プレビューの 第一陣参加企業を発表|NVIDIA
 

VMwareとNVIDIA、NVIDIA GRID vGPUテック・プレビューの 第一陣参加企業を発表

 
 

Airbus、CH2M HILL、MetroHealthなどが仮想化したGPUを活用し、 セキュアな仮想ワークスペースで リッチなグラフィックスのアプリケーションを提供

2014年10月14日 - スペイン、バルセロナ -NVIDIA(本社:米国カリフォルニア州サンタクララ、社長兼CEO: ジェンスン・フアン(Jen-Hsun Huang)、Nasdaq:NVDA)は本日、VMwareとNVIDIAが提供する早期アクセス・プログラムにAirbusグループ、CH2M HILL、MetroHealthなどが参加していることを発表しました。このプログラムは、GPU仮想化とアプリケーションとデスクトップの仮想インフラストラクチャについて、最新テクノロジを一般公開前に試してみることができるものです。

早期アクセス・プログラムに参加すると、ソリューションのテクノロジ・プレビュー版を使用することになります。プログラムの参加各社には、NVIDIAおよびVMwareのエンジニアリング・チームと協力して作業し、今後の製品やトレーニング、文書、サービスに有益な試用体験を直接伝えていただきます。興味のある企業は、www.nvidia.co.jp/object/vmware-vgpu-early-access-jp.htmlから登録をお願いします。

NVIDIA GRID vGPUテクノロジを使うと、1個のGPUを複数の仮想マシンで共有し、プロフェッショナルな2Dアプリケーションや3Dアプリケーションでリッチなグラフィックス体験を提供することができます。これにVMware Horizonを組み合わせれば、自社内で最も要求の高いユーザにも満足してもらえる優れたユーザ体験とスケーラビリティが実現できます。

早期アクセスに参加した顧客のコメント
このテクノロジの早期アクセスに参加した企業に、欧州航空機メーカーのAirbus社、世界的な建設・エンジニアリング企業のCH2M HILL社、ヘルスケア・プロバイダ大手のMetroHealth社があります。

「Airbus社では、エンドユーザのアクセスを合理化するため、また、Airbusの航空機開発に使う各種アプリケーションへサプライヤが簡単にアクセスできるようにするため、仮想デスクトップを導入することにしました。VMware HorizonとNVIDIA GRID vGPUの組み合わせなら、費用対効果の高いスケーラブルなソリューションになるという点に注目しています。この組み合わせなら、事業の推進効率をさらに高くできるはずですから。」

-Airbus社EE M&Aアーキテクチャ&スタンダードのトップ、フィリップ・ミュールハウゼ(Philippe Muhlhause)氏

「GRID vGPUの試験は大成功でした。vGPUテクノロジのおかげで、当社が誇るデザイン・エンジニアへ高いスケーラビリティとパフォーマンスを提供できるようになりましたし、全社員がスムーズな体験を得られるようにもなりました。今回の試験により、グラフィックス関連の作業負荷が高い作業がこなせるVDIファームを世界各地へ経済的に提供することがようやく可能になったとの確信が持てました。おかげで、今後、我々の事業は大きく変わるものと思われます。」

-CH2M Hill社CTO(最高技術責任者)、クレイグ・フレッチャー(Craig Fletcher)氏

「GRID vGPUの登場で、我々のアプリケーションが必要とするグラフィックス関連の処理が期待通りに行われるようになりましたが、今回は、物理的なデスクトップではなく、VMware Horizon®でその能力を提供できるようになったわけです。当社は全ユーザについてデスクトップを仮想化すると約束していますが、その約束の実現に向け、大きく一歩前進できる技術の進歩だと言えます。」

-MetroHealth社テクノロジ・ストラテジスト、アイバース・アプサイト(Aivars Apsite)氏

供給状況
本プログラムは、現在、VMware HorizonおよびNVIDIA GRIDを使用しているなど、いくつかの要件を満足する企業を対象とした限定的なものです。その他の要件など、詳しい情報は、早期アクセス・プログラムのウェブサイトをご覧ください。

NVIDAとVMwareは、今年、NVIDIAのGPU Technology Conferenceにおいて、VMware製品からNVIDIA GRID vGPUが使えるように協力していくことを発表しました。そして、サンフランシスコで開催されたVMworldカンファレンスにおいて、VMwareソリューションと組み合わせるGRID vGPUのテクノロジ・プレビューを公開しました。

VMware社で製品マーケティングとエンドユーザ・コンピューティングを担当する副社長、エリック・フリーバーグ(Erik Frieberg)氏は、次のように述べています。「今回のテクノロジ・プレビューを通じて、クラス最高のソリューションによって大きな価値を提供し続けて行くにはどうしたいいのかを参加企業から学びたいと思っています。早期アクセス・プログラムの参加企業各社は、ソリューションの開発プロセスへ加わるに等しいわけで、この技術に対する一番乗りとして高い競争力を手にすることができます。今回、NVIDIAと協力して提供するこの製品を活用すれば、顧客各社やサービス・プロバイダ各社は、高いグラフィックス性能を要求する複雑なアプリケーションにも対応できる高い性能を手にすることができるのです。」

NVIDIAのプロフェッショナル・ビジュアライゼーション&デザイン事業担当副社長兼ジェネラルマネジャー、ジェフ・ブラウン(Jeff Brown)は、次のように述べています。「世界的に展開しているメーカーやデザイン企業、エンジニアリング企業が、今回、試験的にVMware HorizonでvGPUを使い、グラフィックス体験を損なうことなく、最先端のアプリケーションや複雑なモデルを仮想化することになりました。滑り出しは上々です。NVIDIAでは、今後もVMwareとの協力を継続し、エンタープライズ各社が社員の生産性を高め、ハードウェア資源の管理を合理化する手助けをしたいと考えています。」

NVIDIA GRIDおよびVMware Horizonの最新情報は、以下の方法で入手できます。

NVIDIAについて
1993年以来、NVIDIAはビジュアルコンピューティングにおける、芸術と科学の先駆者であり続けています。NVIDIAのテクノロジは、ゲーマーから科学者、消費者から企業顧客にいたるまで、すべての人々にとって、ディスプレイの世界を双方向的発見の世界へ一変させています。当社の詳細についてはwww.nvidia.co.jpおよび//blogs.nvidia.com、または日本語サイト//www.nvidia.co.jpをご覧ください。

About VMware
VMware社(NYSE: VMW)は、クラウド時代における事業の繁栄を後押しする仮想化とクラウドのインフラストラクチャ・ソリューションで業界をリードする企業です。VMwareの技術は、情報技術関連の資源を構築・提供・消費する方法を自らのニーズに合わせて進化させて行く際に利用されています。2013年度の売上高は52億1000万ドルで、顧客数は50万社以上、パートナー企業も7万5000社以上を数えます。本社はシリコンバレーにあり、世界各地に拠点を展開しています。ウェブサイトはwww.vmware.comです。

本プレスリリースには、VMware仮想マシンで共有するGRID vGPUの機能やその提供予定、顧客やパートナーが得られると考えられるそのメリットおよびVMware Horizon DaaSにおけるGRIDのメリット、顧客に対するビジュアル・バーチャル・コンピューティングの重要性など、将来予測的な記述が含まれています。これら将来予測的な記述は、「1995年証券訴訟に関する改善法」の中の「事情変更に基く免責」(Safe Harbor:セーフハーバー)条項に準拠したものとなっています。リスク要因が変動すれば、実際の結果は、将来予測的な記述から大幅に異なったものとなる可能性があります。このようなリスクには、次のような可能性が含まれます――(i) 政府財政支出の優先順位や規模の変化、(ii) 全体的な景気や市場の動向、(iii) 情報技術に対する投資の遅れや削減、(iv) 価格圧力や業界再編、仮想化やエンドユーザ、クラウドのコンピューティング市場に対する新規参入者の登場、競合他社の新たな製品やマーケティング構想といった競争要因、(v) クラウド・コンピューティングやDaaSといった新しい製品やコンピューティング戦略の導入あるいは移行に関する顧客各社の能力、(vi) 顧客各社による新規テクノロジの受容に関する不確実性、(vii) クラウド・コンピューティングおよびデスクトップ・コンピューティングのプラットフォームおよび仮想化ソフトウェアにおける急速な技術革新や市場の変化、(viii) 製品開発計画の変動、(ix) 自社技術を守るVMwareの能力、(xi) 優秀な社員を集め、維持するVMwareの能力など。これらの将来予測的な記述は現時点における予測に基づくものであり、最新のForm 10-K報告書とForm 10-Q報告書、および、Form 8-K報告書など、米証券取引委員会(SEC)に適宜提出される文書に詳細が記載されている状況、重要性、価値、効果、各種リスクなどの変化といった不確実性の影響で変化することが考えられます。本リリースを公開後にこのような将来予測的な記述を更新する義務はVMwareにありませんし、更新する予定もありません。

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本参考情報に記載されている記述の中には、NVIDIA GRID vGPUの効果や恩恵や、NVIDIA GRID vGPUを使用したVMware Horizonの効果や恩恵など、これらに限らず、将来予測的なものが含まれており、予測とは大幅に異なる結果を生ずる可能性があるリスクと不確実性を伴っています。これらのリスクと不確実性に関してはこれらに限らず、世界的な経済環境、サードパーティーに依存する製品の製造・組立・梱包・試験、技術開発および競合による影響、新しい製品やテクノロジの開発あるいは既存の製品やテクノロジの改良、当社製品やパートナー企業の製品の市場への浸透、デザイン・製造あるいはソフトウェアの欠陥、ユーザーの嗜好および需要の変化、業界標準やインターフェースの変更、システムを統合する際の当社製品および技術の予期せぬパフォーマンスの損失などがあり、その他のリスクの詳細に関しては、Form10-Qの2014年7月27日を末日とする会計年度レポートなど、米証券取引委員会(SEC)に提出されているNVIDIAの報告書に適宜記載されます。これらの将来予測的な記述は発表日時点での見解に基づくものであり、NVIDIAはこれらの記述を更新する一切の義務を負いません。

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VMwareおよびVMware Horizonは、米国およびその他の国におけるVMware, Inc.の商標あるいは登録商標です。「パートナー」あるいは「パートナーシップ」という表現の使用は、VMwareと他社の間に法的なパートナーシップ関係があることを意味しません。

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Copyright® 2014 NVIDIA Corporation. NVIDIA、NVIDIAのロゴ、NVIDIA GRIDおよびGRID vGPUは米国およびその他の国におけるNVIDIA Corporationの商標または登録商標です。その他の会社名および製品名は、それぞれの所有企業の商標または登録商標である可能性があります。機能、価格、可用性、および仕様は予告なしに変更されることがあります。