自動運転車両向けソフトウェア

DRIVE ソフトウェア スタックの基礎となる DRIVE OS は、車載用アクセラレーテッド コンピューティング向け初の安全なオペレーティング システムです。この OS には、センサー入力処理用に NvMedia、効率的な並列コンピューティング実装のために NVIDIA CUDA^® ライブラリ、AI によるリアルタイム推論のために NVIDIA TensorRT™、そしてハードウェア エンジンにアクセスするための開発ツールやモジュールが含まれています。  

DRIVE AV ソフトウェア スタックには、認識、マッピング、計画の各レイヤーの他、実世界の高品質な運転データでトレーニングした多様な DNN が含まれます。こうした豊富な認識出力は、自動運転とマッピング機能のどちらにも活用でき、お抱え運転手のような機能を実現できます。計画および制御レイヤーでは、NVIDIA Safety Force Field™ 演算モジュールにより、車両を危険から遠ざけ、危険な状況を生み出したり、引き起こしたりすることがないようにします。

DRIVE IX は、車室内をセンシングするオープン ソフトウェア プラットフォームで、革新的な AI コックピット ソリューションを提供します。パーソナル コンシェルジュとして、運転手と搭乗者の高度なモニタリング、AR/VR ビジュアライゼーション、車両と搭乗者の間の自然言語インタラクション向けの機能や DNN を利用する認識アプリケーションを提供します。

NVIDIA DRIVE Map では、正確なグラウンド トゥルース マッピングと拡張可能なフリートをソースとするマッピングを使用して、自動運転車両マップの作成と更新を行います。何百万台もの一般消費者向け車両や、DRIVE Hyperion™ 車両の豊富なセンサー データを活用します。NVIDIA DGX SuperPOD™ インフラストラクチャはテラバイト単位のデータを処理し、マップのメンテナンスを世界的な規模で実行します。