NVIDIA PhysXとmental images iray、Autodesk 3ds Max 2011ソフトウェアでリアリスティックなエフェクトとフォトリアリズムを高速実現|NVIDIA
 

NVIDIA PhysXとmental images iray、Autodesk 3ds Max 2011ソフトウェアでリアリスティックなエフェクトとフォトリアリズムを高速実現

 
 
柔軟な物理演算エンジンと直感的かつ物理的に正しいレンダリングで 創造性を最大限に発揮できるNVIDIAテクノロジ

2010年9月21日 - GPU Technology Conference 2010(GTC)(カリフォルニア州サンノゼ) - NVIDIA(本社:米国カリフォルニア州サンタクララ、社長兼CEO: ジェンスン・フアン(Jen-Hsun Huang)、Nasdaq:NVDA)は本日、3ds Max 2011 Subscription Advantage Packの一部として、Autodesk® 3ds Max®ソフトウェアのサブスクリプション・メンバーにこの秋から提供する予定の、NVIDIAテクノロジを活用したパワフルな新機能のデモをNVIDIAとAutodeskが共同で行っていると発表しました。NVIDIAとAutodeskはフォトリアリスティックなレンダリングと物理演算シミュレーションに革新をもたらす作業を共同で推進しており、GPUによる高速処理が行えるmental images®の新しいiray®レンダラーとNVIDIA® PhysX™テクノロジを採用した新しいリジッド・ボディ物理演算ワークフローをAutodesk 3ds MaxとAutodesk® 3ds Max® Design 2011 Subscription Advantage Packソフトウェアに統合したのです。

3ds Maxに統合された新しいirayレンダラーを活用すると、クリエイティブなビジュアライゼーション・アーティストは、今まで以上に直感的なやり方で写真に匹敵する画質の画像を構築することができます。しかも、必要な時間は、従来のワークフローとは比較にならないほど短くなるのです。今まではコンピュータグラフィックスのさまざまなコントロールを曲芸のように調整し、物質や光を近似的に表現するしかなかった3Dアーティストも、物理的世界と同じように反応する物質や光を使い、3ds Maxの世界にすばやく命を吹き込むことができるようになります。このirayワークフローは、NVIDIA CUDA™アーキテクチャをベースとしたNVIDIAグラフィックス・プロセッシング・ユニット(GPU)で大幅に高速化されています。CPUでもGPUでも、irayから得られる画像に違いはありませんが、新しいNVIDIA Quadro® 5000Tesla™ C2050で3ds Maxを使うと、クアッドコアCPUをデュアル搭載したシステムに対して6倍もの速度が得られます(1)。NVIDIA GPUの搭載数を増やせば、スピードをさらに高めることも可能です。

NVIDIA PhysXテクノロジを採用した結果、3ds Maxに新しく搭載されたリジッド・ボディ・ダイナミックスの新しい機能により、3ds Maxビューポートから直接、シミュレーションをコントロールできるようになりました。このPhysX機能では、スタティック、ダイナミック、キネマティックなリジッド・ボディとさまざまな制約条件がサポートされており、過去、数年にわたって数多くのゲーム開発者が実際の制作に用いて実証された効率的なワークフローで活用可能です。さまざまな物理的特性を備えた現実世界の物質がプリセットされているのでそこから適当なものを選び、必要に応じてパラメータを調整するという形で、従来よりも短時間で現実的な結果を得ることができます。こうして得られたシミュレーションは、そのままエフェクト・アーティストが使えますし、SumeaやObsidianなど、ゲーム開発者が使用するPhysXエンジンへもシームレスにデータを渡すことができます。

Autodesk社ビジュアル・コミュニケーション・ソリューションズ担当ディレクター、ケン・ピメンタル(Ken Pimentel)氏は、次のように述べています。「当社は3ds Maxですぐれたワークフローと最先端の機能を提供することを目的にもう20年もがんばっていますが、NVIDIAテクノロジを活用したレンダリング・ソリューションと物理演算ソリューションはずば抜けた力を発揮します。今回のアップデートは、3ds Maxにとっても3ds Max Design Subscriptionのメンバーにとっても大きな前進です。メンバーのみなさんには、ビューポートから直接、PhysXによる物理演算が行えるようになり、GPUで高速レンダリングが行えるirayにより、レンダリング革命の階段を一段、あがっていただくことができるのです。」

詳しい情報は、www.nvidia.co.jp/quadroをご覧ください。

NVIDIA Quadroについては、YouTubeにも情報があります。ツイッターは@NVIDIAQuadroです。

(1) mental images iray搭載のAutodesk 3ds Max 2011 64ビット版を使用。システムはIntel® Core™2 Quadプロセッサ、Q9300のデュアル、8GBのシステム・メモリにNVIDIA Quadro 5000あるいはTesla C2050 GPUを組み合わせたもので、OSは64ビット版Windows 7。

Autodeskと3ds Maxは、Autodesk, Inc.および/またはその子会社および/または関連会社の米国および/または他の国における登録商標あるいは商標です。

NVIDIA について

NVIDIAは、1999年にグラフィックス・プロセッシング・ユニット(GPU)を発明した時、コンピュータグラフィックスのパワーを世界に目覚めさせました。それ以来、ポータブルメディアプレイヤーからノートブック、ワークステーションまで幅広い範囲におけるインタラクティブなグラフィックス機器で、継続的かつ驚異的なビジュアルコンピューティングの新しい標準を創り上げてきました。NVIDIAのプログラム可能なGPUの専門的技術は、費用のかからない安価な、そして幅広いアクセスができるスーパーコンピュータによる並列処理の進歩を続けています。米フォーチュン誌でNVIDIAは半導体産業におけるイノベーション分野で2年連続して1位にランキングされました。より詳しい情報については、www.nvidia.com あるいは日本語サイト//www.nvidia.co.jpをご覧ください。

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