パートナーおよびコミュニティ MOD マニア向けアシスタントを強化
G-Assist はゲーム開発者が NPC に命を吹き込むのに使用する AI 技術である NVIDIA ACE を基盤にしています。OEM と ISV はすでに ACE テクノロジを活用して G-Assist のようなカスタム AI アシスタントを作成しています。
MSI は CSE にてMSI Center と MSI Afterburner に組み込み AI アシスタントを可能にするように設計された「AI Robot」エンジンを発表しました。Logitech は ACE を使用して、配信者とチャットしたり、ゲームプレイに関するコメントができるインタラクティブなアバターを搭載した「Streamlabs Intelligent AI Assistant」を開発しました。また HP は Omen Gaming Hub の AI アシスタント機能に ACE を活用する取り組みを進めています。
NVIDIA では業界パートナー以外にも、このフレームワークを広範な AI コミュニティに公開しています。CrewAI、Flowise、LangFlow などのツールでこのサービスを活用することができ、ゲーム愛好家や開発者は Function calling 機能を低コードのカスタマイズ可能な言語処理ワークフロー、AI アプリケーション、エージェンティック フローに統合できるようになります。
G-Assist 自体はコミュニティによって拡張できるように設計されています。NVIDIA は、G-Assist に追加機能を教える「プラグイン」を作成するためのサンプルを GitHub レポジトリで公開します。改造マニアはシンプルな JSON 形式で機能を定義し、それを NVIDIA に提出して審査を受けることで採用される可能性があり、他のユーザーもこれらの新機能を利用できるようになります。プラグインはマージする前に、指定されたディレクトリに配置し G-Assist が読み込んで解釈できるようにすることでローカルでテストできます。
プラグインの構築、共有、読み込み方法の詳細については G-Assist のリリース時に GitHub リポジトリでドキュメントが公開される予定です。ゲーム コミュニティがどのようなアイデアを生み出すのか、今から待ちきれません。