新しい NVIDIA DLSS オーバーライドが利用可能に
NVIDIA アプリのユーザーは、マルチ フレーム生成機能を備えた DLSS 4 のサポートと、パフォーマンスを高速化し、画質を向上させる改良された DLSS AI モデルにより、ゲームとアプリをアップグレードすることができます。サポートされている各タイトルの「ドライバー設定」の下の「グラフィックス > プログラム設定」画面で、以下の DLSS オーバーライド オプションが利用できるようになります。
- DLSS マルチ フレーム生成オーバーライド - ゲーム内でフレーム生成がオンになっている場合、GeForce RTX 50 シリーズのユーザー向けに DLSS マルチ フレーム生成を有効にします
- DLSS フレーム生成モデルのアップグレード – ゲーム内でフレーム生成がオンになっている場合、GeForce RTX 40 シリーズおよび GeForce RTX 50 シリーズのユーザー向けに最新の DLSS フレーム生成モデルを有効にします。これにより、ビデオ メモリの使用量が少なくなり、フレームレートが向上します。
- DLSS トランスフォーマー モデルのアップグレード - ゲーム内で前述の機能がオンになっている場合、すべての GeForce RTX ユーザーに対して、DLSS 超解像度、レイ再構成、および DLAA の最新のトランスフォーマー AI モデルを有効にします。
- DLAA & Ultra Performance モード - ゲーム内で超解像度がオンになっている場合、ネイティブ サポートがないゲームで DLSS Super Resolution Ultra Performance モードを有効にします。
NVIDIA アプリの新しいアップデートでは、GeForce Game Ready ドライバーまたは NVIDIA Studio ドライバー 572.83 WHQL またはそれ以降のバージョンをインストールしているユーザーを対象に、「DLSS オーバーライド - 超解像度」設定に新機能が追加されています。
これまで、ネイティブ サポートがないゲームとアプリで DLAA または DLSS Super Resolution Ultra Performance モードを起動することができました。現在では、あらゆる DLSS プリセットを有効にできるほか、33% ~ 100% の解像度スケーリングをカスタマイズすることもできます。
たとえば、DLSS 超解像度品質モードでは、67% の入力解像度、DLAA では 100% を使用します。画質の向上とある程度のパフォーマンス高速化を希望するユーザーは、NVIDIA アプリで「カスタム」を選択し、この 2 つの値の間の値を選択することができます。
一方、パフォーマンス モードでは入力解像度が 50%、ウルトラ パフォーマンス モードでは 33% となっています。比較的高速なパフォーマンスで、比較的優れた画質を求めるユーザーは、手動で 40% を入力できます。選択はあなた次第です。ゲームごとに画質とパフォーマンスの完璧なバランスを見つけることができます。