GeForce @ GDC 2026: DLSS 4.5 とパストレーシング対応の 20 本の新作タイトル、3 月 31 日に DLSS 4.5 ダイナミック マルチフレーム生成が提供開始、RTX Remix や Mega Geometry のアップデートなど、盛りだくさんの情報

3 万人を超える業界のプロが一堂に会する GDC Festival of Gaming。700 以上のエキスパート セッションや実演によるショーケースを通じて、最新のイノベーションと今後のタイトルにスポットライトを当てながら、ゲーム開発という芸術を祝うイベントです。

NVIDIA とパートナーは、GDC に勢揃いし、ゲーマー、クリエイター、開発者向けに多数の新しい発表を行っています。

これらの発表の概要については、以下の『GeForce On Community Update』ビデオをご覧ください。引き続きお読みいただき、それぞれの発表に関する詳細はリンク先の記事をご確認ください。

NVIDIA DLSS 4.5 ダイナミック マルチフレーム生成が 3 月 31 日に提供開始

DLSS 4.5 では、いくつかの機能が導入および強化され、ゲーム体験がさらに向上します。

  • DLSS 4.5 のダイナミック マルチフレーム生成は、ユーザーの希望するフレーム レートを目標とし、ゲームプレイ中に生成されるフレーム数をインテリジェントに調整し、フレーム レート、画質、応答速度の最適なバランスを達成します
  • DLSS 4.5 マルチフレーム生成 6X モードでは、『007 First Light』などのパストレーシング タイトルで 4K フレーム レートが増加します。 NVIDIA Reflex と組み合わせることで、応答への影響を最小限に抑えながら、さらなるフレームが生成されます
  • DLSS 4.5 のフレーム生成モデルでは、追加のゲーム エンジン データを組み込むことでゲーム内ユーザー インターフェイスを強化し、静的なユーザー インターフェイス要素の画質が向上し、鮮明になります。

DLSS 4.5 超解像度ははすでに NVIDIA アプリにてすべての GeForce RTX ユーザー向けに提供されており、数百タイトルのゲームをアップグレードすることができます。

3 月 31 日、NVIDIA アプリの次回のオプトイン ベータ版の一環として、GeForce RTX 50 シリーズ ユーザーを対象に DLSS 4.5 ダイナミック マルチフレーム生成と DLSS 4.5 マルチフレーム生成 6X モード DLSS オーバーライドがリリースされます。ベータ版にオプトインするには、NVIDIA アプリで [Settings] > [About] に移動します。 正式なリリースは後日行われる予定です。

すべての新機能を利用するには、GeForce Game Ready ドライバー 595.79 WHQL 以降のバージョンが必須です。

『007 First Light』、『CONTROL Resonant』、『Tides of Annihilation』など、多数のタイトルが DLSS 4.5 とパス トレーシング対応に

開発者は、ゲームの映像をさらに美しくし、動きをさらに滑らかにするために、DLSS 4.5 とパス トレーシングを続々と採用しています。GDC では、AAA の大作から人気インディー タイトルまで、DLSS 4.5 対応が予定されている 20 作品を公開しました。

詳細や、独占 DLSS 4.5 ゲーム トレーラーなどについては、上記のリンクより GDC 2026 RTX 対応ゲームに関する記事をご覧ください。

さらに、『007 First Light』、『CONTROL Resonant』、『Directive 8020』、『Sea of Remnants』、『Tides of Annihilation』が、没入感のあるパス トレーシング エフェクトを統合した最新タイトルとなることも発表しました。これにより、DLSS 4.5 による高速化と強化により、最高レベルの画質を実現する、究極の PC 体験をお届けします。

GeForce NOW Ultimate メンバーは、『007 First Light』、『CONTROL Resonant』、『Samson』、『Where Winds Meet』をデバイスのスペックを心配することなく、DLSS 4.5 を活用してクラウドからプレイできます。

新しい NVIDIA RTX Remix Advanced Particle VFX を『Quake III Arena』の RTX デモでプレビュー

数多くの名作 PC ゲームは、その忘れがたいストーリー、キャラクター、ゲームプレイにより今もなお愛され続けています。しかし、テクノロジーの進歩に伴い、そのビジュアルは時代遅れとなり、ゲーマーがその不思議な魅力を理解するのが難しくなっています。 

RTX AI PC 用の MOD プラットフォームである NVIDIA RTX Remix は、この状況を変えるために開発されました。時代を超越したクラシックゲームのグラフィックスを最先端のパストレーシング技術で再構築することで、Remixはファンがお気に入りの冒険を圧倒的なディテールで再体験できるようにし、時代を象徴するゲームに新たな層のプレイヤーを引き込むことに成功しました。

来月には、RTX Remix の新アップデートで Advanced Particle VFX が導入されます。これにより、モッダーは壮大なパーティクル エフェクトを幅広く作成できるようになります。これにより、プロジェクトの画質、ディテール、没入感をさらに向上させることができます。

Advanced Particle VFX がクラシック ゲームを強化する方法の詳細な例については、RTX Remix の特集記事をご覧ください。 さらに、『Quake III Arena RTX』デモをダウンロードできるようになりました。このデモでは、id Software の 26 年前のクラシックなシューティング ゲームが、驚異的な 4K パス トレーシング ビジュアル、強化された PBR アセット、RTX Remix Logic、RTX Remix Advanced Particle VFX、Neural Radiance Cache、NVIDIA Reflex、DLSS レイ再構築、マルチ フレーム生成機能を備えた DLSS 4 が、どのようにリマスターされたかをご覧いただけます。

新しい GeForce 特典: 『Battlefield 6』ソルジャースキン「Advancing Gloom」

『Battlefield 6: シーズン 2』が現在進行中。新マップ、新武器、新ガジェット、新期間限定モードが登場します。 4K ウルトラ 設定では、マルチフレーム生成および DLSS 超解像度を備えた DLSS 4 により、『Battlefield 6』で GeForce RTX 50 シリーズのフレーム レートが平均 3.8 倍に向上し、最大 460 フレーム/秒でのゲームプレイを実現します。

3 月 31 日より NVIDIA アプリの DLSS オーバーライドを活用することで、DLSS 4.5 ダイナミック マルチフレーム生成によるさらに高速なフレーム レート、そして DLSS 4.5 超解像度によるさらに優れた画質を体験できるようになります。

シーズン 2 を記念して、NVIDIA アプリの GeForce 特典から、『Battlefield 6』の限定ソルジャースキン「Advancing Gloom」を入手できるようになりました。アプリを起動し、左側のナビゲーションにある [Redeem] をクリックして、手順に従うだけで在庫がある限りスキンを入手できます。GeForce NOW Ultimate メンバーは、GeForce NOW アカウント ポータルまたは NVIDIA アプリから特典を受け取り、ゲームに参加できます。

『Crimson Desert』と『DEATH STRANDING 2: ON THE BEACH』の GeForce Game Ready ドライバーが提供開始

GeForce Game Ready ドライバーは、最新のゲーム最適化と拡張機能でシステムを常に更新します。最新のドライバーがダウンロード可能になりました。これにより、マルチフレーム生成機能を備えた DLSS 4 に対応する『Crimson Desert』と『DEATH STRANDING 2: ON THE BEACH』のリリースに向けて、お使いの PC やノート PC を準備することができます。

また、3 月 31 日に公開される次回の NVIDIA アプリベータ版で初登場する DLSS 4.5 ダイナミック マルチフレーム生成、DLSS 4.5 マルチフレーム生成 6X モード、および DLSS 4.5 のフレーム生成モデルのアップデートを利用するには、この新しいドライバーまたはそれ以降のバージョンが必要になります。

NVIDIA アプリまたは GeForce.com から新しいドライバーをダウンロードしてください。そして、「設定」から「バージョン情報」に進み、 NVIDIA アプリベータ版にオプトインします。

GeForce NOW がバーチャル リアリティ ヘッドセットでの GeForce RTX ゲーミングをさらに強化、アカウント連携の拡張と AAA 新作タイトルの追加も発表

GeForce NOW では、ローカルの GeForce RTX PC やノート PC を必要とせず、クラウドを通じてさまざまなデバイスでDLSS や RTX テクノロジを活用した AAA PC ゲームをプレイできます。正式の追加から 6 年の間に、GeForce NOW メンバーは 4,500 本以上のゲームで累計 10 億時間以上のゲームプレイをストリーミングし、レイ トレーシング、パス トレーシング、DLSS による最適化されたフレーム レートにより、最高の状態でゲームを体験してきました。

3 月 19 日より、GeForce NOW は、Apple Vision Pro や Meta Quest などの VR デバイスで、最大 90 FPS のゲームプレイに対応します。これは従来の 60 FPS からのアップグレードです。

また数か月以内には、さらにゲームが見つけやすくなる新機能が登場予定です。これにより、メンバーはゲームを再購入することなく、GeForce NOW でプレイ可能なタイトルを正確に把握できるようになります。アプリ内ラベルにより、Ubisoft Connect や Xbox Game Pass の連携サブスクリプションを通じて、GeForce NOW ですでにプレイ可能なゲームをメンバーが確認できるようになります。新たに Gaijin アカウントでのサインオンに対応するほか、GOG アカウントでのサインオンとライブラリ連携も追加され、Xbox、Ubisoft Connect、Epic への既存のサポートに追加されます。

また、Double Fine Productions の『Brütal Legend』や Compulsion Games の『Contrast』など、一部の Xbox タイトルも Install-to-Play ライブラリに追加予定です。 さらに、クラウドでは、『CONTROL Resonant』や『Samson』など、待望の AAA タイトルを含む充実したラインナップが予定されており、PC 版のリリースと同時にクラウドでもプレイ可能になります。GeForce NOW の最新ニュースについては、毎週の GFN ブログをお見逃しなく。

詳細については、以下の動画をご覧ください。

新しい NVIDIA RTX Mega Geometry Foliage System

森林などの広大な自然環境は、リアルタイム レイ トレーシングにとって依然として大きな課題です。このようなシーンでは、複雑なジオメトリを持つ非常に多くのオブジェクトに加え、連続的なアニメーションも処理する必要があります。 これは、シーン ジオメトリやレイ トレーシングのパフォーマンスの最適化、さらにはVRAM への大きな負荷となります。

昨年、NVIDIA は『Alan Wake 2』で NVIDIA RTX Mega Geometry を初めて導入し、草木が密集した環境においてフレームレートの向上と VRAM 使用量の削減を実現しました。RTX Mega Geometry はジオメトリをクラスター化して圧縮することで、大規模なシーンを従来の手法と比べて最大 100 倍の速さで更新できます。これにより、高度なディテールとリアルタイム テッセレーションを両立した、高忠実度のパス トレーシングを実現します。 今年後半には、RTX Mega Geometry が『CONTROL Resonant』にも導入される予定です。

GDC では、CD PROJEKT RED とのコラボレーションを発表しました。世界中が熱望する同社のオープンワールド RPG『The Witcher 4』に、新たな NVIDIA RTX Mega Geometry Foliage System を搭載します。

フォリアージュ向けの新しい LOD (レベル オブ ディテール) システムを搭載したこの技術は、シーンを選択的に更新することで、メモリ使用量を削減し、視覚的にシームレスな方法でパフォーマンスを向上させます。これにより、数百万もの精密な植物や樹木、個別に動くアニメーション、そして正確なリアルタイムのライティングとシャドウを備えた密集した環境を、初めてパストレーシングできるようになりました。

NVIDIA RTX Mega Geometry Foliage System を初公開する、こちらの最新の独占動画をぜひご覧ください。

「『The Witcher 4』でこのレベルのディテールをプレイヤーの皆さんに体験してもらうのが待ちきれません。開発中の Mega Geometry フォリアージュ テクノロジーにより、『The Witcher』の世界にフル パス トレーシングの森を再現できます。」 - Cezary Bella (CD PROJEKT RED レンダリング エンジニア)

今年後半には、最新の NVIDIA RTX Mega Geometry 技術をオープンソース化し、すべての開発者がこのテクノロジーを自社のゲームに組み込むことができるようにします。詳細については、NVIDIA RTX Kit Web サイトを随時ご確認ください。

NVIDIA RTX キットに ReSTIR PT を追加、パス トレーシングの画質を向上

NVIDIA RTX Kit は、AI を活用してゲームをレイ トレーシングし、膨大なジオメトリを持つシーンをレンダリングし、そしてフォトリアルなゲーム キャラクターを作成するためのニューラル レンダリング技術のスイートです。

GDC では、RTX Kit の豊富なツールと SDK ラインアップに ReSTIR PT が追加されました。 既存のダイナミック イルミネーション技術では、描画の難しい質感の表面でライティングが不正確になることがよくあります。この最新アルゴリズムは、光沢のある表面などで、あらゆるバウンスにおける複雑なパスの再利用に対応し、全体的な画質を向上させます。これにより、ゲームにおけるパス トレーシング向けの優れた間接ライティング ソリューションを開発者に提供します。

NVIDIA、ComfyUI の App View、RTX Video Super Resolution、新しい NVFP4 モデルによりローカル AI 動画生成をシンプルに

ゲーム開発者やアーティストは、シネマティックな世界や象徴的なキャラクターを生み出し、NVIDIA RTX AI PC における没入感のある体験のレベルを引き上げています。GDC では、RTX GPU と NVIDIA DGX Spark デスクトップ スーパーコンピューター上でのコンセプト開発やストーリーボード制作に活用される AI 動画生成を効率化する一連のアップデートを発表しました。 

主な発表は以下のとおりです。

  • シンプルなインターフェイスを備えた ComfyUI の新しい App View。この人気の生成 AI ツールの参入障壁を低減
  • ComfyUI で RTX Video Super Resolution が利用可能に。動画生成に最適なリアルタイム 4K アップスケーラーに加え、開発者用の Python Wheel としても提供
  • Lightricks の LTX-2.3 と Black Forest Labs の FLUX.2 Klein 向けに NVFP4 および FP8 モデル バリアント をリリース。最大 2.5 倍のパフォーマンス向上と、メモリ使用量の 60% 削減を実現

ComfyUI、RTX 向けに最適化された App View をリリース。ワークフローをさらにスムーズに

ComfyUI は、生成 AI ワークフローの実行や構築のための強力なオープンソースのノードベース グラフィカル ユーザー インターフェイス (GUI) です。 GDC では、この人気アプリに向けたいくつかの新機能強化が発表されました。

  • ノード グラフに慣れていないアーティストでも使いやすいように、ComfyUI の新しい App View はシンプルなインターフェイスによりワークフローを提示します。 ユーザーはプロンプトを入力し、簡単なパラメータを調整して、「Generate (生成)」 をクリックするだけで実行できます。フル機能のノード ベース環境は引き続き Node View として利用でき、ユーザーは 2 つのモードをシームレスに切り替えることができます。App View が本日より提供開始です。 詳細については、RTX AI Garage ブログをご覧ください。
  • RTX Video は、ComfyUI のノードとして利用できます。 4K で動画を直接生成する代わりに、まず低解像度の動画を生成できます。 その後、RTX Video が数秒で解像度をアップスケールします。 これにより生成時間が大幅に短縮され、画像とほぼ同じ速度で動画プロンプトの反復 (イテレーション) が可能になります。
  • NVIDIA は、AI 開発者向けに PyPI リポジトリから入手できる無料の Python パッケージを公開しました。また、すぐに開発を始められるよう、GitHub のサンプル コードや VFX Python バインディング ガイドも併せて提供されています。 このパッケージにより、RTX Video を支えるものと同じ AI アップスケーリング技術にプログラムからアクセスできます。RTX GPU Tensor コア上で直接実行されるため、一般的なローカル アップスケーラーと比べて最大 30 倍高速な 4K アップスケーリングを実現し、 VRAM 使用量も削減できます。このパッケージは、NVIDIA Video Effects ソフトウェア開発キットを基盤としています。
  • NVIDIA は ComfyUI と協力し、 NVFP4 および FP8 をアプリ内で直接利用できるようにしました。 これにより、モデルの重みを大幅に圧縮し、品質を大きく損なうことなく、パフォーマンスを 2 倍以上高速化するとともに、メモリ消費量を 60% 削減します。これにより、これまで処理に必要なメモリを備えていなかった標準的な RTX GPU でも、大規模で高忠実度のモデルを実行できるようになります。これによって、プロ仕様の生成機能をすぐさま利用できるようになります。
  • 現在、NVFP4 および FP8 に対応した新たなモデルが ComfyUI 内で直接利用可能になっています。LTX-2.3 (NVFP4 対応は近日予定)、FLUX.2 Klein 4B や FLUX.2 Klein 9B が含まれています。 開始するには、まずHugging Face から NVFP4 および FP8 チェックポイントを直接ダウンロードします。次に、Template Browser から ComfyUI にデフォルトのワークフローを読み込み、デフォルトのモデル チェックポイントを新しくダウンロードしたチェックポイントに置き換えてください。 

これらのアップグレードなどの機能は、現在 comfy.org で利用可能になっています。

今後の発表にもご注目ください

以上で、GDC 2026 のまとめをお届けしました。今年も GeForce.com にぜひご注目ください。DLSS、RTX、NVIDIA Reflex に対応したゲームの最新アップデートや、新ドライバー、新機能、AI のイノベーションなど、さまざまな情報をお届けしていきます。