Microsoft のインテリジェント エッジ ソリューションが、NVIDIA T4 GPUによって機能を拡張し、業界全体での AI 加速を推進
2019 年 10 月 21 日、ロサンゼルス — Mobile World Congress - NVIDIA は本日、Microsoft Corp. とともに、インテリジェント エッジ コンピューティングに関するテクノロジ コラボレーションを発表しました。このコラボレーションは、小売店、倉庫、製造施設、コネクテッド ビルディング、都市インフラストラクチャおよびその他の環境から生み出され、絶えず増加している大量のデータの管理を効率化し、それらの業界がそのようなデータからインサイトを得られるようにします。
Microsoft Azure と NVIDIA EGX プラットフォームをより緊密に統合させることにより、両社は共同でエッジからクラウドの AI コンピューティング機能を進化させ、世界中の企業に利益をもたらします。
EGX で動作する NVIDIA Metropolis ビデオ アナリティクス アプリケーション フレームワークは、Azure IoT Edge、Azure Machine Learning ソリューション、ならびに NVIDIA T4 GPU を搭載した Azure Data Box Edge アプライアンスの新しいフォーム ファクターと連携するように最適化されています。さらに、Azure IoT Edge と ML サービスの実行に最適化された NVIDIA 認定サーバーが、Dell や Hewlett Packard Enterprise、Lenovo を含む、10 以上の OEM メーカーから現在発売されています。
NVIDIA の創業者/CEO であるジェンスン フアン (Jensen Huang) は、次のように話しています。「インテリジェント エッジ コンピューティングの時代がやって来ました。世界の大規模な業界は、エッジに AI コンピューティングを採用することで、絶えず流れているデータからインサイトを得て、ポイントオブアクションでの動機および行動を知りたいと思っています。そのうちに、数兆のスマート センサーが接続される、史上最大規模のコンピューティングが誕生することでしょう。NVIDIA と Microsoft のプラットフォームは、エッジからクラウドに至る、エンドツーエンドのソリューションをお客様に提供するのに最適なものです」
Microsoft の CEO であるサティア ナデラ (Satya Nadella) 氏は、次のように話しています。「コンピューティングがあらゆる場所、あらゆるものに組み込まれている世界において、企業や組織は、クラウドとエッジを横断する、分散コンピューティングのファブリックを必要としています。NVIDIA と連携することで、Azure および Azure AI のパワーをエッジにもたらし、お客様が画期的なユーザー エクスペリエンスを得られるようにします」
NVIDIA EGX は、AI コンピューティング機能をエッジにもたらす、スケーラブルなプラットフォームで、コンパクトな Jetson Nano™ 1 つから T4 サーバーのラックに至る、多様な構成が可能となっています。また、CUDA-X™ ライブラリ、コンテナ、Kubernetes、ならびに Azure IoT のようなクラウド ソリューションを備えた包括的なソフトウェア スタックに対応しています。
NVIDIA Metropolis フレームワークには NVIDIA DeepStream ソフトウェア開発者キットが含まれています。このキットは、100 を超える、インテリジェント ビデオ アナリティクス ソフトウェアのプロバイダーに採用されています。これらのプロバイダーには、小売店、製造業およびスマート シティーにソリューションを提供している、AnyVision や DeepVision、IronYun、Malong、RealNetworks などが含まれます。
Microsoft Azure Machine Learning ソリューションを活用することにより、企業はクラウドからエッジまでを網羅した、大規模な AI モデルを迅速に構築できるようになります。また、Microsoft Azure IoT プラットフォームでは、あらゆる NVIDIA 認定サーバーまたはアプライアンスから、ならびにクラウドからの接続、拡張および保守を可能にする OEM デバイス上で、アプリケーションを作動させることができます。Azure Data Box Edge はAI対応のエッジ コンピューティング アプライアンスで、エッジでデータの分析および処理を可能にすると共に、接続時にデータをクラウドに転送することができます。
NVIDIA について 1999 年における NVIDIA (NASDAQ 表示: NVDA)による GPU の発明は、PC ゲーミング市場の成長に爆発的な拍車をかけ、現代のコンピューター グラフィックスを再定義し、並列コンピューティングに革命的変化を起こしました。最近では、GPU ディープラーニングが最新の AI (次世代コンピューティング) に火をつけ、世界を知覚し理解することができるコンピューター、ロボット、自律走行車の脳として GPU は機能しています。詳細は、こちらのリンクから: www.nvidia.com/ja-jp/
Microsoft のインテリジェント エッジ ソリューションがNVIDIA T4 GPU の実装によって機能を拡張し、業界全体での AI 加速を推進すること、NVIDIA と Microsoft の提携の便益と影響、ならびにその目的が大量のデータの管理にあること、Microsoft Azure と NVIDIA EGX プラットフォームにより、両社の緊密な統合が可能になり、AI コンピューティングの機能が進化し、世界中の企業にメリットがもたらされること、OEM メーカーから NVIDIA サーバーが発売されていること、世界最大規模の業界が、エッジに AI コンピューティングを採用することを望んでおり、数兆のスマート センサーが接続されるこれまでで最大規模のコンピューティングが誕生することとなること、NVIDIA と Microsoft のプラットフォームがエッジからクラウドまでを網羅したエンドツーエンドのソリューションを顧客に提供するのに最適であること、企業・組織がクラウドとエッジを横断する、分散コンピューティングのファブリックを必要としていること、NVIDIA と Microsoft が Azure および Azure AI のパワーをエッジにもたらし、顧客が画期的なユーザー エクスペリエンスを得られるようにすること、NVIDIA EGX、NVIDIA Metropolis および Azure Data Box Edge の便益、性能および能力、NVIDIA DeepStream ソフトウェア開発者向けキットを導入している開発者の数、Microsoft Azure Machine Learning ソリューションにより、企業が大規模な AI モデルを迅速に構築できるようになること、ならびに Microsoft Azure IoT プラットフォームにより、あらゆる NVIDIA 認定サーバーまたはアプライアンスから、ならびに OEM デバイス上で、アプリケーションを作動させることができるようになることなど、本プレスリリースにおける一定の記載は将来の見通しに関する記述であり、予測とは著しく異なる結果を生ずる可能性があるリスクと不確実性を伴っています。かかるリスクと不確実性は、世界的な経済環境、サードパーティに依存する製品の製造・組立・梱包・試験、技術開発および競合による影響、新しい製品やテクノロジの開発あるいは既存の製品やテクノロジの改良、NVIDIA製品やパートナー企業の製品の市場への浸透、デザイン・製造あるいはソフトウェアの欠陥、ユーザーの嗜好および需要の変化、業界標準やインターフェイスの変更、システム統合時にNVIDIA製品および技術の予期せぬパフォーマンスにより生じる損失などを含み、その他のリスクの詳細に関して は、Form 10-K での NVIDIA のアニュアル レポートならびに Form 10-Q での四半期レポートなど、米証券取引委員会 (SEC) に提出されている NVIDIA の報告書に適宜記載されます。SEC への提出書類は写しが NVIDIA の Web サイトに掲載されており、NVIDIA から無償で入手すること ができます。これらの将来予測的な記述は発表日時点の見解に基づくものであって将来的な業績を保証するものではなく、法律による定めがある 場合を除き、今後発生する事態や環境の変化に応じてこれらの記述を更新する義務を NVIDIA は一切負いません。
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