Cisco、Dell Technologies、HPE、Inspur、Lenovo、Supermicro などが、今夏にシステムを発売
2020 年 6 月 22 日、カリフォルニア州サンタクララ - ISC 2020 Digital - NVIDIA と世界の大手サーバー メーカーは本日、AI、データサイエンスおよびサイエンティフィック コンピューティングのもっとも困難な課題に対処するさまざまな設計および構成の NVIDIA A100 搭載システムを発表しました。
NVIDIA Ampere アーキテクチャおよび NVIDIA A100 GPU が先月発表されたのを受け、ASUS や Atos、Cisco、Dell Technologies、富士通、GIGABYTE、Hewlett Packard Enterprise、Inspur、Lenovo、One Stop Systems、Quanta/QCT、Supermicro を含む、世界中の大手ベンダーから 50 以上の A100 搭載サーバーが発売される予定です。
サーバーの発売時期は様々ですが、今夏に 30 のシステムが投入され、さらに 20 以上のシステムが年末までに発売される見込みです。
NVIDIA のアクセラレーテッド コンピューティング担当 ゼネラルマネージャー兼バイスプレジデントであるイアン バック (Ian Buck) は、次のように述べています。「NVIDIA A100 GPU がこんなに早く大手サーバー メーカーのラインアップに加わるような例は、これまで見たことがありません。NVIDIA のパートナーから発売される NVIDIA A100 サーバーは品揃えがきわめて豊富であり、お客様はデータセンターを加速するために最適なオプションを選ぶことで、利用率を高め、総費用を抑制できるようになります。」
NVIDIA Ampere アーキテクチャをベースにした初の GPU である A100 は、前世代の GPU に比べて性能を最大で 20倍 向上させています。これは、NVIDIA の GPU の性能向上における最大の進歩です。A100 には、1 つの GPU を最大 7 つの GPU に分割して多様な演算処理に対処できるようにする、新しいマルチインスタンス GPU テクノロジや、複数の GPU を組み合わせて 1 つの巨大な GPU として機能させる、第 3 世代の NVIDIA® NVLink® テクノロジ、GPU の性能を 2 倍にすることのできる、新しい構造的疎性機能といった、技術的ブレイクスルーがいくつも実装されています。
NVIDIA はさらに、A100 用の PCIe フォームファクターを発表し、先月発表された NVIDIA HGX™ A100 の4Wayと8Wayを補完しました。PCIe バージョンの追加により、サーバー メーカーは、A100 GPU を 1 基搭載したシステムから、10 基以上の A100 GPU を搭載したサーバーまで、多様な選択肢を顧客に提供できるようになります。これらのシステムは、創薬のための分子の振る舞いのシミュレーションから、ローン承認を得るためのより良い財務モデルの構築に至る、多様な演算集中型ワークフローを加速します。
以下のサーバー メーカーが、NVIDIA A100 を搭載したシステムを顧客に届けます。
NVIDIA は、NGC-Ready™ 認証システムを拡大しています。NVIDIA と直接連携することにより、システム ベンダーは、自社の A100 搭載サーバーで NGC-Ready 認証を取得することができます。NGC-Ready 認証は、システムが AI ワークロードを実行するのに必要な性能があることを顧客に保証するものです。
NGC-Ready のシステムは、データセンター、クラウドおよびエッジで NVIDIA GPU 搭載システムを利用するために構築された NVIDIA の NGC™ レジストリにある、GPU 向けに最適化された AI ソフトウェアを使ったテストを受けています。
NVIDIA A100 向けに最適化されたソフトウェアが利用可能に NVIDIA A100 は、CUDA 11 、50 以上ある CUDA-X™ ライブラリの新バージョン、マルチモーダル対話型 AI サービス フレームワークである NVIDIA Jarvis、ディープ レコメンデーション アプリケーション フレームワークである NVIDIA Merlin、オープンソースのデータサイエンス ソフトウェア ライブラリのスイートである RAPIDS™、および開発者の生産性ならびに HPC アプリケーションの性能と移植性を最大化するコンパイラ、ライブラリおよびソフトウェア ツールで構成された NVIDIA HPC SDK のような NVIDIA Ampere に最適化されたソフトウェアに対応しています。
これらのパワフルなソフトウェア ツールにより、開発者は、HPC、ゲノミクス、5G、データサイエンス、ロボティクスなどのアプリケーションの構築および加速が可能になります。
※NVIDIA Jarvis の名称は 2021 年 7 月に NVIDIA Riva に変更されました。
NVIDIA について 1999 年における NVIDIA (NASDAQ 表示: NVDA) による GPU の発明は、PC ゲーミング市場の成長に爆発的な拍車をかけ、現代のコンピューター グラフィックスを再定義し、並列コンピューティングに革命的変化を起こしました。最近では、GPU ディープラーニングが最新の AI (次世代コンピューティング) に火をつけ、世界を知覚し理解することができるコンピューター、ロボット、自律走行車の脳として GPU は機能しています。詳細は、こちらのリンクから: www.nvidia.com/ja-jp/
NVIDIA A100 を搭載したシステムを開発しているサーバー メーカーおよびそれらメーカーの提供製品、機能、計画および対応、NVIDIA A100 サーバーを製造するベンダーの数とその製造時期、AI、データサイエンスおよびサイエンティフィック コンピューティングの加速および課題への対処を含む、NVIDIA A100 の便益、能力および性能、NVIDIA A100 サーバーの販売時期、NVIDIA の A100 GPU の導入ペース、A100 を使った機能の幅広さ、それによって顧客は選択肢が拡大され、その便益を得られるようになること、A100 の機能と技術的ブレイクスルーおよびそれによって実現されること、PCIe によってサーバー メーカーが多様な機能とワークロードの加速を顧客に提供できるようになること、NVIDIA が NGC-Ready システムのポートフォリオを拡大していること、NGC-Ready 認証により、AI ワークロードを実行するのに必要な性能がシステムにあることが顧客に保証されること、および NVIDIA A100 に最適化されたソフトウェアの入手可能性、便益および性能、ならびにそのソフトウェアによって開発者がアプリケーションの構築および加速ができるようになることを含む、本プレスリリースにおける一定の記載は将来の見通しに関する記述であり、予測とは著しく異なる結果を生ずる可能性があるリスクと不確実性を伴っています。かかるリスクと不確実性は、世界的な経済環境、サードパーティに依存する製品の製造・組立・梱包・試験、技術開発および競合による影響、新しい製品やテクノロジの開発あるいは既存の製品やテクノロジの改良、当社 製品やパートナー企業の製品の市場への浸透、デザイン・製造あるいはソフトウェアの欠陥、ユーザーの嗜好および需要の変化、業界標準やインターフェイスの変更、システム統合時に当社製品および技術の予期せぬパフォーマンスにより生じる損失などを含み、その他のリスクの詳細に関して は、Form 10-K での NVIDIA のアニュアル レポートならびに Form 10-Q での四半期レポートなど、米証券取引委員会 (SEC) に提出されている NVIDIA の報告書に適宜記載されます。SEC への提出書類は写しが NVIDIA の Web サイトに掲載されており、NVIDIA から無償で入手すること ができます。これらの将来予測的な記述は発表日時点の見解に基づくものであって将来的な業績を保証するものではなく、法律による定めがある 場合を除き、今後発生する事態や環境の変化に応じてこれらの記述を更新する義務を NVIDIA は一切負いません。
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