Infosys と NVIDIA が生成 AI で世界中の企業の生産性向上を支援

業界横断的な生成 AI アプリケーションとソリューションで生産性向上を推進するために協業を拡大し、必要な専門知識と技術を提供
新しい Center of Excellence では、Infosys の従業員 5 万人に NVIDIA の AI 技術を教育

インド ベンガルールおよびカリフォルニア州サンタクララ -  2023年9月20日 -  次世代デジタル サービスとコンサルティングの世界的リーダーである Infosys (NSE、BSE、NYSE: INFY) と NVIDIA (NASDAQ: NVDA) は本日、生成 AI アプリケーションとソリューションで世界中の企業の生産性向上を支援することを目的に戦略的協業を拡大したことを発表しました。

今回の提携拡大により、モデル、ツール、ランタイム、GPU システムを含む NVIDIA AI Enterprise エコシステムが、生成 AI 技術を使用した AI ファーストのサービス、ソリューション、プラットフォーム群である Infosys Topaz に提供されることになります。この統合を通じて Infosys は、顧客が生成 AI をビジネスに容易に統合するために採用できる製品を開発します。

さらに、Infosys は NVIDIA Center of Excellence を設立する計画であり、そこで NVIDIA の AI 技術について 5 万人の従業員にトレーニングを行い、認定することで、業界を超えた膨大な顧客ネットワークに生成 AI の専門知識を提供します。

Infosys の共同創業者/会長である Nandan Nilekani 氏は、次のように述べています。「Infosys は、世界中のお客様により良い AI ベースのサービスを提供するため、AI ファースト企業へと変貌を遂げつつあります。当社の顧客は、バリュー チェーン全体で大きなビジネス価値を促進できる複雑な AI のユースケースにも注目しています。Infosys Topaz が提供するサービスとソリューションは、NVIDIA のコア スタックを補完するものです。両社の強みを組み合わせ、5 万人の従業員に NVIDIA の AI 技術を習得させることで、エンドツーエンドで業界をリードする AI ソリューションを生み出し、AI ファーストを目指す企業を支援します」

NVIDIA の創業者/CEO であるジェンスン フアン (Jensen Huang) は、次のように述べています。「生成 AI は、企業の生産性を向上させる次の波を促進するでしょう。NVIDIA AI Enterprise エコシステムは、生成 AI のプラットフォームを提供するため、急速に拡大しています。NVIDIA と Infosys は、このプラットフォームを使って企業がカスタムのアプリケーションやソリューションを構築するのを支援する専門家集団を共に作り上げていきます」

フルスタックの NVIDIA プラットフォームの統合が Infosys の先進ソリューションを強化
Infosys は、ハードウェアとエンタープライズ グレードのソフトウェアを含むフルスタックの NVIDIA の生成 AI プラットフォームを使用して、事業運営全般にわたる革新に取り組んでおり、顧客が事業運営、営業、マーケティング向けに生成 AI アプリケーションを作成するのを支援します。

NVIDIA NeMo™ LLM フレームワーク、コンピューター ビジョン用の NVIDIA Metropolis、音声および翻訳 AI 用の NVIDIA Riva を含む NVIDIA AI Enterprise フレームワーク、事前トレーニング済みモデル、およびツールキットにより、Infosys はすでに業界を横断する複数の AI ファーストのエンタープライズ ソリューション向けに以下をはじめとする数多くの製品を開発しています。

  • Infosys Video Analytics プラットフォームと NVIDIA Metropolis を統合することで、円滑なショッピング体験の実現、マーチャンダイジングとプラノグラム (棚割りシステム) コンプライアンスの改善、万引きの削減、在庫の監視、リアルタイムのインテリジェンスの抽出、健康、安全などのコンプライアンス チェック、物流、製造、ユーティリティなど、小売業界の課題に対応するコンピューター ビジョンの力を発揮します。
  • Infosys Generative AI Labs を NVIDIA NeMo フレームワークと組み合わせることで、組織は幅広い企業ユースケースに合わせた大規模言語モデルのファインチューニングと迅速な展開を行うことができ、費用対効果が高く、容易に拡張可能なプラットフォームを提供します。NVIDIA NeMo Guardrails 使用することで、Infosys は Responsible AI Toolkit を強化し、IP 侵害、偏見や毒性、幻覚、セキュリティ脅威など、生成 AI の潜在的リスクから保護するための強力なインテリジェント プラクティスを構築します。
  • Infosys Cortex と、音声および翻訳 AI 向けの NVIDIA Riva を組み合わせることで、Infosys は AI 主導の次世代コンタクト センター ソリューションを開発しています。これには、シームレスな多言語サポートのための言語中和機能や、顧客満足度を高め、ブランド ロイヤルティを育成するためのリアルタイムの顧客意向や感情を分析するツールをコンタクト センター担当者に提供することなどが含まれます。

このコラボレーションはデジタル化アプリケーションにも及び、3D ワークフロー、デザイン コラボレーション、デジタル ツイン、ワールド シミュレーションなどの企業ユースケースのソリューション開発に重点を置いています。

Infosys と NVIDIA は、5G、サイバーセキュリティ、エネルギー転換などの分野でも AI を活用したソリューションを共同開発しています。

NVIDIA について
1993年の創業以来、NVIDIA(https://www.nvidia.com/ja-jp/) (NASDAQ: NVDA) はアクセラレーテッド コンピューティングのパイオニアです。同社が 1999 年に発明した GPU は、PC ゲーム市場の成長を促進し、コンピューター グラフィックスを再定義して、現代の AI の時代に火をつけながら、各種産業のデジタル化を後押ししています。NVIDIA は現在、業界を再形成しているデータセンター規模の製品を提供するフルスタック コンピューティング企業です。詳細は、こちらのリンクから:https://nvidianews.nvidia.com/

NVIDIAの将来予測に関する記述
NVIDIA と Infosys のコラボレーションやその利点と影響、企業の生産性向上の次の波を推進する生成 AI、生成 AI のプラットフォームを提供するために急拡大する NVIDIA AI Enterprise エコシステム、企業がカスタム アプリケーションやソリューションを構築するためのプラットフォームを NVIDIA と Infosys が構築し、これを活用するための支援を行う専門のワークフォースを育成すること、また、NVIDIA AI Enterprise、NVIDIA NeMo、NVIDIA Metropolis、NVIDIA Riva などの製品、サービス、技術の利点、影響、可用性など、本プレスリリースにおける一定の記載は、将来予測的なものが含まれており、予測とは著しく異なる結果を生ずる可能性があるリスクと不確実性を伴っています。かかるリスクと不確実性は、世界的な経済環境、サードパーティに依存する製品の製造、組立、梱包、試験、技術開発および競合による影響、新しい製品やテクノロジの開発あるいは既存の製品やテクノロジの改良、NVIDIA 製品や協業企業の製品の市場への浸透、デザイン、製造あるいはソフトウェアの欠陥、ユーザーの嗜好および需要の変化、業界標準やインターフェイスの変更、システム統合時に NVIDIA 製品および技術の予期せぬパフォーマンスにより生じる損失などを含み、その他のリスクの詳細に関しては、Form 10-K での NVIDIA のアニュアル レポートならびに Form 10-Q での四半期レポートなど、米証券取引委員会 (SEC) に提出されている NVIDIA の報告書に適宜記載されます。SEC への提出書類は写しが NVIDIA の Web サイトに掲載されており、NVIDIA から無償で入手することができます。これらの将来予測的な記述は発表日時点の見解に基づくものであって将来的な業績を保証するものではなく、法律による定めがある 場合を除き、今後発生する事態や環境の変化に応じてこれらの記述を更新する義務を NVIDIA は一切負いません。

Infosysについて
Infosysは、次世代デジタル・サービスとコンサルティングのグローバル・リーダーです。約30万人の従業員が、人間の可能性を増大し、企業、コミュニティにとって次の機会を創出するために働いています。40年以上にわたってグローバル企業のシステムや仕組みを管理してきた実績に基づき、クラウドによるデジタル変革の推進に向けて56か国以上の顧客を支援しています。当社では企業が AI を導入したコアを利用できるようにしています。また、ビジネスにアジャイル手法とデジタル化を大規模に導入することで、かつてない高いレベルのパフォーマンスと顧客満足度を提供します。インフォシスの常に学ぶ姿勢は、デジタル・スキル、専門知識、およびイノベーション・エコシステムから創出されるアイデアの確立と移転を通じて、お客様の継続的改善を実現します。インフォシス (NSE, BSE, NYSE: INFY) が次のステージへと進む企業を支援する方法については、www.infosys.com をご覧ください。

Infosysの将来予測に関する記述
当社の将来の財務もしくは売上業績に関連した見通しに関する記述は、1995年の米国私募証券訴訟改革法における「セーフハーバー条項」に準拠するための予測に基づいた記述であり、実際の結果を大きく異なる可能性のあるリスクや不確実性を含んでいます。これらの記述には、当社の事業戦略の実行、人材の採用・確保、ハイブリット式業務モデルへの移行、経済的な不確実性、生成AIなどの技術革新、複雑で修正される規制(出入国管理規制の変更、当社のESGビジョン、市場地位、将来の事業運営、成長、利益率、収益性、減損、流動性、資本資源に関する当社の資本配分方針と予想、買収等の当社の企業活動を含まれます。実際の結果や結果は、将来の見通しに記載されているものとは大きく異なる原因となる重要な要因については、2023年3月31日付の年次報告書様式20-Fを含め、米国証券取引委員会に記載されています。これらの報告書は、www.sec.govでご覧にいただけます。インフォシスは、米国証券取引委員会や当社株主への報告書など、書面および口頭により将来の展望を適宜発表する場合がありますが、法律により義務付けられている場合を除き、当社が随時発表する将来の展望について更新する義務を負わないものとします。

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