富士通株式会社 (本社:東京都港区、代表取締役社長:時田 隆仁、以下、富士通) とエヌビディア合同会社 (本社:米国カリフォルニア州、以下、エヌビディア) はこのたび、グラフィックスカード内蔵型のサーバやHPC(ハイパフォーマンス コンピューティング)、AI、VDI(仮想デスクトップ)などPCサーバ事業における幅広い分野で協業を強化します。 両社は、GPUコンピューティング(注1)向けのプラットフォーム導入を支援する「FUJITSU Server PRIMERGY / NVIDIA コラボレーションプログラム」を本日より開始します。 本プログラムにより、お客様のGPUコンピューティングの円滑な導入を支援することで、HPCやAI、VDIによる業務効率化を実現し、お客様のデジタルビジネス実現に貢献します。
「FUJITSU Server PRIMERGY / NVIDIA コラボレーションプログラム」の概要
本プログラムでは、富士通とエヌビディアによるGPUコンピューティング向けプラットフォームの導入サポートを提供するとともに、従来より提供しているVDI向けの製品ラインナップをより一層強化します。
NVIDIA GPU対応製品の販売価格、および提供開始時期
製品名
販売価格(税別)
提供開始時期
NVIDIA GRID 仮想PC for Windows 10
オープン価格
2019年8月から
FUJITSU Server PRIMERGY RX2530 M5
131万4,800円から ※NGC-Ready認証済み構成
富士通株式会社 データセンタープラットフォーム事業本部 理事 坂井 賢一のエンドースメントコメント
このたびのエヌビディアとの協業強化を大変嬉しく思います。この協業により、より多くのお客様にGPUコンピューティングを円滑に導入いただくことが可能になります。富士通は今後もエヌビディアとのパートナーシップを推進することで、お客様のデジタルビジネスの実現やビジネス革新の支援に注力してまいります。
エヌビディア合同会社 グローバルアライアンス バイスプレジデント ケビン コナーズのエンドースメントコメント
NVIDIA GPUコンピューティング プラットフォームは、必須プラットフォームとしてHPCやAIの開発基盤およびサービス実装基盤において、幅広く活用されています。特に近年は、急増するモバイル端末やIoTセンサーにより生成されるデータをAIを用いてデータセンターやエッジ環境にて活用するニーズが、製造、小売、医療、通信といった業界において増えています。各市場向けに準備されたNVIDIA NGCを富士通のNGC-Readyサーバ上で活用することにより、ますます複雑化するソフトウェアを、研究開発基盤およびプロダクションシステムに最適に短期間で導入することが可能となります。富士通とのパートナーシップの強化により、より多くのお客様に最適なAIソリューションをお届けできると確信しております。
商標について
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
注釈
注1 GPUコンピューティング: GPU(Graphics Processing Unit)の計算処理能力を活用し、最も要求の厳しいHPCやAI、VDI などのワークロードを高速化すること
注2 NGC-Ready認証: NVIDIA GPUを搭載したサーバが、データセンターやクラウド、エッジなどの領域において、優れたAI ワークロードを実行できるかをエヌビディアが認証するプログラム
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