『Back Stage』の技術デモ: Luminous Productions が次世代ゲーム向けにレイ トレーシングを採用

執筆者: Andrew Burnes 投稿日: 2019年9月4日 | GeForce RTX GPUs Featured Stories Ray Tracing

2015 年、Square Enix は自社開発の Luminous Engine で驚異的なリアルタイムの DirectX 12 技術デモである『WITCH CHAPTER 0 [cry]』を発表し、ゲーマーを驚かせました。このデモで披露された最先端技術は、その後も改良が重ねられ、Luminous Engine は史上最高に美しい RPG『FINAL FANTASY XV』に活用されました。

次世代の Luminous Engine ゲームで採用予定の新たな最先端テクノロジを紹介するために設計された『Back Stage』と呼ばれる新しいデモをご用意しました。

『FINAL FANTASY XV』 のベテランがスタッフを務める Square Enix Holdings の子会社スタジオである Luminous Productions によって設計された『 Back Stage』は、ほぼ完全にパス トレースのみでレンダリングされます。パス トレースは、『Quake II RTX』や『Minecraft』でも使用されている高度なレイ トレーシングの手法で、リアルなライティング、シャドウ、リフレクションをリアルタイムでレンダリングします。

1 台の GeForce RTX 2080 Ti でキャプチャされた下のデモ ビデオでご覧のとおり、レイ トレーシングは、『FINAL FANTASY XV』で見られる忠実度のレベルをはるかに超え、リアルで没入感あるシーンを生成し、かつてないほど詳細に再現します。

レイトレーシングを使用することで、視覚的なリアリズムが大幅に向上します。さらに、パス トレーシングにステップアップすることで、シャドウ、リフレクション、アンビエント オクルージョン、拡散グローバル イルミネーション ライティングのすべてを、個別のアルゴリズムを使用するのではなく、シーン全体で無数のレイの跳ね返りを追跡する統一された方法で計算します。これにより、画面上で発生するアクションに応じて、すべてがリアルタイムで自動的にレンダリングおよび更新されるという優れた結果を実現します。

Luminous Productions はこのテクノロジを AAA エンジンの基礎として使用することで、レイ トレーシングを活用した実物のようなライティングがゲームの未来像となること示唆しています。『Back Stage』デモをご覧いただくと、Luminous Productions が Luminous Engine で現在制作中の将来の AAA ゲームや他の高忠実度のプロジェクトで目にする驚異的な光景を想像することができます。

『Back Stage』は私たちが次世代ゲームの開発のために、いかにレイトレーシングを実装するか? というひとつのショーケースです。私たちの想像を超えた RTX のパワーと NVIDIA の技術によって、パス トレースさえもリアルタイムで実現できました。私たちが作ろうとしている、リアルと美しさのかなそえたゲーム体験にまた一歩近づけました。」 - Luminous Productions、スタジオ ヘッド、荒牧 岳志氏

Luminous Productions のレイ トレーシング採用は、メジャー スタジオがゲーム エンジンにリアルタイム レイ トレーシングをサポートを行うという、ゲーム業界のエコシステムにおけるレイ トレーシングの勢いを示すものと言えます。レイ トレーシングは、業界標準のアプリケーション プログラミング インターフェイス (API)、多数の人気のプライベート ゲーム エンジンのサポート、期待度の高いタイトルを保有する最大手のパブリッシャー制作のゲームを含む堅牢なエコシステム上に構築されています。

Luminous Productions が何を作るのか待ち遠しいです。また、より美しいグラフィックスを求め続ける努力の一助となっていること、さらに驚異的な世界観に生命を吹き込み、波乱万丈のストーリー展開に役立てていることを誇りに思います。

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