2020 年 11 月 18 日 – カリフォルニア州サンタクララ - NVIDIA (NASDAQ: NVDA) は本日、2020 年 10 月 25 日に終了した第 3 四半期の売上高が 47 億 3,000 万ドルになったことを発表しました。前年同期の 30 億 1,000 万ドルから 57% 増加し、前四半期の 38 億 7,000 万ドルから 22% 増加しました。
米国 GAAP に基づく業績では、第 3 四半期の希薄後 1 株当たりの利益は、前年同期の 1.45 ドルから 46% 増、前四半期の 0.99 ドルから 114% 増の 2.12 ドルでした。非 GAAP に基づく希薄後 1 株当たりの利益は、前年同期の 1.78 ドルから 63%増、前四半期の 2.18 ドルから 33% 増の 2.91ドル でした。
NVIDIA の創業者/CEO であるジェンスン フアン (Jensen Huang) は、次のように述べています。「NVIDIA はエンジンをフル回転させ、ゲーミング、データセンター、ならびに企業全体の売上高で新記録を達成しました。新しい NVIDIA GeForce RTX GPU は、世代間における最大の発展を遂げ、注文が殺到しています。NVIDIA RTX により、レイトレーシングがゲーミングの新たな標準となりました。
私たちは、NVIDIA AI をさらなる高みに引き上げようとしています。A100 コンピューティング プラットフォームは急速に進歩しており、全世界で大手のクラウド企業が導入しています。NVIDIA は、産業用 AI 推論のベンチマークで圧倒的な成績を収めており、お客様は NVIDIA テクノロジを活用して、世界で最も人気のある AI サービスを製品化しようとしています。
NVIDIA は、プログラマブルなデータセンター プロセッサである NVIDIA DPU を発表したほか、世界で最も普及している CPU を開発している、Arm の買収計画も明らかにしました。NVIDIA は、コンピューティングがクラウドから数十億台のデバイスへと拡大しようとしている、AI 時代の中心にあります」
NVIDIAは、第 3 四半期に 9,900 万ドルの四半期現金配当を支払いました。2020 年 12 月 4 日を配当基準日として、2020 年 12 月 29 日に 1 株当たり 0.16ドル の次回四半期現金配当を支払う予定です。
2021 年会計年度第 3 四半期の概要
2021 年会計年度第 4 四半期の予想は以下の通りです。
ハイライト
本第 3 四半期において、NVIDIA は、ソフトバンクキャピタル株式会社および SVF Holdco (UK) Limited より Arm Limited を 400 億ドルの取引価格で買収する正式契約を締結したと発表しました。この取引により、NVIDIA の最先端の AI コンピューティング プラットフォームと Arm の広大なエコシステムが融合し、AIの時代における最高峰のコンピューティング企業が誕生することになります。 この取引は、NVIDIA の非 GAAP ベースの総利益率、非 GAAP ベースの 1 株あたり利益が直ちに増加するものと推定されているもので、2022 暦年の第 1 四半期に完了する見込みとなっています。
NVIDIA は、NVIDIA と Arm のテクノロジを活用した、パワフルな AI スーパーコンピューターを含む、ワールドクラスの AI 研究所を英国ケンブリッジに設立し、現地の機関とフェローシップやパートナーシップを結び、 AI トレーニング コースの提供について発表も行いました。それとは別に、NVIDIA は、ヘルスケアおよび創薬の分野での AI 研究を想定して、NVIDIA DGX SuperPOD™ システムを活用した、英国で最もパワフルな AI スーパーコンピューター、Cambridge-1 を構築する計画も立てています。
さらに、前四半期の業績報告以降、NVIDIA では以下の分野での進展がありました。
データセンター
ゲーミング
プロフェッショナル ビジュアライゼーション
オートモーティブ
NVIDIA CFO によるコメント
NVIDIA のエグゼクティブ バイス プレジデント兼最高財務責任者 (CFO) であるコレット クレス (Colette Kress) による本四半期に関するコメントを、https://investor.nvidia.com/ でご覧いただくことができます (英語)。
カンファレンス コールおよび Web キャスト情報
2021 年会計年度第 3 四半期の決算および現在の財務見通しについてのアナリストおよび投資家とのカンファレンス コールのライブ Web キャスト (視聴のみモード) は、NVIDIA のインベスター リレーションズ Web サイト、https://investor.nvidia.com でアクセス可能です。Web キャストは録音され、NVIDIA の 2021 年会計年度第 4 四半期および 2021 年会計年度についてのカンファレンス コールが開催されるまで再生できます。
非 GAAP 財務指標について
NVIDIA では、GAAP ベースの要約連結財務諸表に加え、一部の項目については非 GAAP ベースの財務指標を使用しています。使用している非 GAAP 財務指標は、非 GAAP ベースの売上高総利益、非 GAAP ベースの売上高総利益率、非 GAAP ベースの営業費用、非 GAAP ベースの営業利益、非 GAAP ベースのその他の利益(費用)(純額)、非 GAAP の支払法人税、非 GAAP ベースの純利益、非 GAAP ベースの希薄後 1 株当たり純利益あるいは利益、ならびにフリー キャッシュ フローです。また、現在と過去の財務指標が比較しやすいように、GAAP ベースの財務指標と非 GAAP ベースの財務指標がどのような関係にあるのかも明らかにしています。 この情報を活用すれば、関連する GAAP 財務指標から、株式報酬費用、買収関連費用、和解費用、関連会社以外への投資による損失、減債償却に関連する支払利息、および該当する場合には、これらの項目に関連して発生する税金の影響を除外することができます。フリー キャッシュ フローは、営業活動の収益から不動産や設備、無形資産に関連する購入費を差し引いた GAAP ベースのキャッシュ純額として算出されます。 非 GAAP 財務指標の提示は、過去から続く財務状況の変遷を理解しやすくするものであると NVIDIA では考えています。なお、NVIDIA が提示している非 GAAP 財務指標はそれのみを独立して見るべきものでもなければ、GAAP ベースで用意された業績を代替するものでもありません。また、NVIDIA が提示する非 GAAP 財務指標は、他社が提示する非 GAAP 財務指標とは異なる可能性があります。
より詳細な 2021 年会計年度の通期と第 3 四半期の業績は、こちらをご覧ください。
NVIDIA について 1999年におけるNVIDIA (NASDAQ表示: NVDA) による GPU の発明は、PC ゲーミング市場の成長に爆発的な拍車をかけ、現代のコンピュータ グラフィックスを再定義し、並列コンピューティングに革命的変化を起こしました。最近では、GPU ディープラーニングが最新の AI (次世代コンピューティング) に火をつけ、世界を知覚し理解することができるコンピュータ、ロボット、自律走行車の脳として GPU は機能しています。詳細は、こちらのリンクから:www.nvidia.co.jp
NVIDIA の次の四半期の配当、NVIDIA の 2021 年会計年度第 4 四半期についての財務予想、NVIDIA の 2021 年会計年度第 4 四半期の税率についての予想、超過税務便益額または申告不足税額によって生じる変動の予想、世界最高峰となるコンピューティング企業の構築を含む、Arm 買収による恩恵、Arm の取引が業績の向上に直ちに資するという予想、Arm の取引が完了すると見込まれている時期、ケンブリッジに AI ラボを設立し、フェローシップ、パートナーシップおよび AI トレーニングを提供するという NVIDIA の計画、Cambridge-1 スーパーコンピューターを構築するという NVIDIA の計画、BlueField DPU、NVIDIA Maxine、GeForce RTX 30 シリーズ GPU、NVIDIA Omniverse Machinima、NVIDIA A100 80GB GPU、NVIDIA DGX Station A100、NVIDIA Ampere アーキテクチャおよび NVIDIA Mellanox InfiniBand を含む、NVIDIAの 製品およびテクノロジの便益、影響、能力および性能、データセンターのためのプラットフォームおよびアーキテクチャを生み出し、VMware の顧客に便益をもたらす、NVIDIA と VMware のパートナーシップ、NVIDIA DGX SuperPOD Solution for Enterprise の導入が予想されている場所と時期、NVIDIA と GSK のパートナーシップ、NVIDIA のテクノロジを採用している CINECA が、NVIDIA のテクノロジを活用して Leonardo およびその他のスーパーコンピューターを構築するという計画、リアルタイム レイトレーシングと AI を活用した NVIDIA DLSS に対応しているゲーム、NVIDIA Reflex の能力とそのリリース時期、新しい MBUX AI cockpit システムについての Mercedes-Benz とのパートナーシップ、現代自動車グループの自動車ラインアップに NVIDIA DRIVE が標準装備されることと、その開始時期、Li Auto が NVIDIA DRIVE AGX Orin を使って次世代車両を開発していること、NVIDIA がエンジンをフル回転させていること、NVIDIA GeForce RTX GPU がすべての世代を通じて最大の発展を遂げ、圧倒的な需要があること、NVIDIA AI がさらなる高みに引き上げられていること、A100 コンピュート プラットフォームが急速に進歩しており、全世界で導入されていること、NVIDIA の顧客が AI サービスに移行しようとしていること、Arm の買収、ならびにコンピューティングがクラウドから数十億台のデバイスへと拡大しようとしている AI 時代における NVIDIA のポジショニングなど、本プレスリリースにおける一定の記載は将来の見通しに関する記述であり、予測とは著しく異なる結果を生ずる可能性があるリスクと不確実性を伴っています。かかるリスクと不確実性は、世界的な経済環境、サードパーティに依存する製 品の製造・組立・梱包・試験、技術開発および競合による影響、新しい製品やテクノロジの開発あるいは既存の製品やテクノロジの改良、NVIDIA 製品やパートナー企業の製品の市場への浸透、デザイン・製造あるいはソフトウェアの欠陥、ユーザーの嗜好および需要の変化、業界標準やインターフェイスの変更、システム統合時にNVIDIA製品および技術の予期せぬパフォーマンスにより生じる損失などを含み、その他のリスクの詳細に関して は、Form 10-K での NVIDIA のアニュアル レポートならびに Form 10-Q での四半期レポートなど、米証券取引委員会 (SEC) に提出されている NVIDIA の報告書に適宜記載されます。SEC への提出書類は写しが NVIDIA の Web サイトに掲載されており、NVIDIA から無償で入手すること ができます。これらの将来予測的な記述は発表日時点の見解に基づくものであって将来的な業績を保証するものではなく、法律による定めがある 場合を除き、今後発生する事態や環境の変化に応じてこれらの記述を更新する義務を NVIDIA は一切負いません。
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