NVIDIA、2022 年会計年度第 1 四半期の業績を発表

  • 売上高は過去最高の 56 億 6,000 万ドルで、前年度より 84% 増
  • ゲーミングの売上高は過去最高の 27 億 6,000 万ドルで、前年度より 106% 増
  • データセンターの売上高は過去最高の 20 億 5,000 万ドルで、前年度より 79% 増

NVIDIA (NASDAQ: NVDA) は、2021 年 5 月 2 日に終了した第 1 四半期の売上高が 56 億 6,000 万ドルになったことを発表しました。前年同期から 84% 増加、前四半期から 13% 増加し、ゲーミング、データセンター、プロフェッショナル ビジュアライゼーションのプラットフォームが過去最高の売上高を記録しました。

米国 GAAP に基づく業績では、第 1 四半期の希薄後 1 株当たりの利益は、前年同期から 106% 増加して過去最高の 3.03 ドルとなり、前四半期からは 31% の増加となりました。非 GAAP に基づく希薄後 1 株当たりの利益は、前年同期から 103% 増加して 3.66 ドルとなり、前四半期からは 18% の増加となりました。

NVIDIA の創業者/CEO であるジェンスン フアン (Jensen Huang) は、次のように述べています。「この四半期は素晴らしいものとなり、NVIDIA製品への強い需要が過去最高の売上高を牽引しました。

NVIDIAのデータセンター事業は拡大を続け、世界各地の諸産業において、コンピューター ビジョン、対話型AI、自然言語理解、レコメンダーシステムの処理に NVIDIA AI が採用されています。NVIDIA RTX はコンピューター グラフィックスを刷新し、ゲーミングとデザインの市場でアップグレードを促進しています。NVIDIAパートナーは、NVIDIA 搭載ノート PC の過去最大の波を引き起こしています。各業界で、NVIDIA のコンピューティング プラットフォームの導入が加速しています。

1 年が経った Mellanox は期待を上回り、NVIDIA をデータセンタースケールのコンピューティング カンパニーへと変容させました。NVIDIAは Arm の買収計画を引き続き前進させ、これは Arm のエコシステムに革新と成長の加速をもたらすことになります。ゲーミング、クラウド コンピューティング、AI ロボティクス、自動運転車からゲノミクスや計算生物学まで、NVIDIA は、より良い未来を創り出すインパクトのある仕事を続けています。」

NVIDIA は、第 1 四半期に 9,900 万ドルの四半期現金配当を支払いました。2021 年 6 月 10 日を配当基準日として、2021 年 7 月 1 日に 1 株当たり 0.16 ドルの次回四半期現金配当を支払う予定です。

2021 年 5 月 21 日に、NVIDIA取締役会は、株式配当の形での NVIDIA 普通株式の 1 対 4 の分割を宣言しました。割り当てられる株式の付与は 2021 年 7 月 19 日になると予想されています。株式配当は、授権普通株式数を 20 億株から 40 億株に増加させることに対して、2021 年 6 月 3 日の 2021 年年次株主総会で株主の承認を得ることが条件となっています。

2022 年会計年度第 1 四半期の概要

GAAP ベース
(単位: 百万ドル 1 株当たりのものを除く) Q1 FY22 Q4 FY21 Q1 FY21 Q/Q Y/Y
売上高 $5,661 $5,003 $3,080 13% 増 84% 増
売上高総利益率 64.1% 63.1% 65.1% 100 bps 増 100 bps 減
営業費用 $1,673 $1,650 $1,028 1% 増 63% 増
営業利益 $1,956 $1,507 $976 30% 増 100% 増
純利益 $1,912 $1,457 $917 31% 増 109% 増
希薄後 1 株当たりの利益 $3.03 $2.31 $1.47 31% 増 106% 増
非 GAAP ベース
(単位: 百万ドル 1 株当たりのものを除く) Q1 FY22 Q4 FY21 Q1 FY21 Q/Q Y/Y
売上高 $5,661 $5,003 $3,080 13% 増 84% 増
売上高総利益率 66.2% 65.5% 65.8% 70 bps 増 40 bps 増
営業費用 $1,189 $1,187 $821 -- 45% 増
営業利益 $2,557 $2,089 $1,205 22% 増 112% 増
純利益 $2,313 $1,957 $1,120 18% 増 107% 増
希薄後 1 株当たりの利益 $3.66 $3.10 $1.80 18% 増 103% 増

2022 年会計年度第 2 四半期については、以下のように予想されます。

  • 売上高は、63 億ドル ±2% となる見込みです。
  • 売上高総利益率は、GAAP ベースが 64.6% ± 0.5%、非 GAAP ベースが 66.5% ± 0.5% となる見込みです。
  • 営業費用は、GAAP ベースが約 17 億 6,000 万ドル、非 GAAP ベースが約 12 億 6,000 万ドルとなる見込みです。
  • GAAP ベースおよび非 GAAP ベースのその他の利益および費用は、費用が約 5 万ドルとなる見込みです。
  • GAAP 税率および非 GAAP 税率は、ともに 10.0% ± 1% となる見込みです (個別項目は除く)。GAAP ベースの個別項目は、四半期ベースで変動すると NVIDIA が予想する、株式報酬に関連した税制優遇措置の過不足を含みます。

ハイライト

前四半期の業績発表以降も、NVIDIA では以下の分野での進展がありました。

ゲーミング

データセンター

  • 第 1 四半期売上高は過去最高の 20 億 5,000 万ドルで、前年同期から 79% 増加し、前四半期から 8% 増加しました。
  • 過去最大の GPU テクノロジ カンファレンス をバーチャルで開催し、登録者数は 195 か国 20 万人を超え、基調講演の視聴回数は 1,400 万回を超えました。
  • 初の Arm ベースのデータセンター CPU である NVIDIA Grace™ を発表しました。これは、巨大な規模の AI とハイパフォーマンス コンピューティング向けに設計されたもので、現在最速レベルのサーバーの 10 倍の性能を提供し、スイス国立スーパーコンピューティング センターにある世界で最も強力な AI 対応スーパーコンピューターに搭載されます。
  • Amazon Web Services との連携を通じて、GPUで加速された AWS Graviton2 ベースの Amazon EC2 インスタンスによる NVIDIA GPU 推論を展開し、GPU アクセラレーション対応ゲームが AWS 上でネイティブに動作することを可能にし、Arm ベースのワークロードのパフォーマンスを向上させました。
  • AI とアクセラレーテッド コンピューティングのために作られた初のデータ プロセッシング ユニットである NVIDIA® BlueField-3® DPU を発表しました。VMware、Splunk、NetApp、Cloudflare などがサポートしています。
  • 初のクラウドネイティブのマルチテナント スーパーコンピューターである新たな NVIDIA DGX SuperPOD™ を発表しました。対話型AI、創薬、自動運転車などの分野で顧客を得ています。
  • メインストリーム サーバー向けの NVIDIA A30 および A10 GPU によって拡張された AI 推論プラットフォームが、さまざまなワークロードにわたる AI パフォーマンスのための MLPerf ベンチマークの最新リリースにおいて、全カテゴリーで新記録を作ったことを発表しました。
  • VMware vSphere のための NVIDIA AI Enterprise ソフトウェア スイートを発表しました。これは、さまざまなアプリケーションおよびデータ サイエンスのためのスケールアウトしたマルチノードでのパフォーマンスと互換性を実現しています。
  • サイバーセキュリティ プロバイダーが AI と NVIDIA BlueField DPU を使用してサイバー侵害を瞬時に検出できるようにする NVIDIA Morpheus AI アプリケーション フレームワークを発表しました。
  • インタラクティブな対話型 AI のためのフレームワークである NVIDIA Jarvis と、リアルタイムのビデオベース エクスペリエンスのためのフレームワークである NVIDIA Maxine™ の提供開始を発表しました。
  • エンタープライズ AI アプリケーションの作成を加速するためのフレームワークである NVIDIA TAO を公開しました。
  • NVIDIA Clara Discovery によって医薬品開発・創薬をサポートする業務を拡大し、創薬ワークフローのスピードを上げるために AI ソフトウェアで製薬業界をサポートすることを目的とした Schrödinger とのパートナーシップを発表しました。

プロフェッショナル ビジュアライゼーション

  • 第 1 四半期売上高は過去最高の 3 億 7,200 万ドルで、前年同期からも前四半期からも 21% 増加しました。
  • リアルタイム 3D デザインおよびコラボレーションのための NVIDIA Omniverse™ Enterprise ソフトウェアを公開しました。BMW Group、Foster + Partners、WPPが早期顧客となっています。
  • 次世代ノート PC およびデスクトップ ワークステーションのための NVIDIA RTX™ GPU を発表しました。これには、デスクトップ向けの NVIDIA RTX A4000 および A5000 とノート PC 向けの A2000、A3000、A4000、A5000 が含まれます。
  • 標準的な 2D 画像から 3D オブジェクト モデルを作成する AI モデルである GANverse3D を公開しました。

オートモーティブ

NVIDIA CFO によるコメント

NVIDIA のエグゼクティブ バイス プレジデント兼最高財務責任者 (CFO) であるコレット クレス (Colette Kress) による本四半期に関するコメントを、https://investor.nvidia.com/ でご覧いただくことができます (英語)。

カンファレンス コールおよび Web キャスト情報

第 1 四半期の業績とおよび現在の財務見通しについてのアナリストおよび投資家とのカンファレンス コールは、NVIDIA のインベスター リレーションズ Web サイト、 https://investor.nvidia.com でアクセス可能です。Web キャストは録音され、NVIDIA の 2022 年会計年度第 2 四半期決算についてのカンファレンス コールが開催されるまで再生できます。

非 GAAP 財務指標について

NVIDIA では、GAAP ベースの要約連結財務諸表に加え、一部の項目については非 GAAP ベースの財務指標を使用しています。使用している非 GAAP 財務指標は、非 GAAP ベースの売上高総利益、非 GAAP ベースの売上高総利益率、非GAAP ベースの営業費用、非 GAAP ベースの営業利益、非 GAAP ベースのその他の利益 (費用) (純額)、非 GAAPベースの純利益、非 GAAP ベースの希薄後 1 株当たり純利益あるいは利益、ならびにフリー キャッシュ フローです。また、現在と過去の財務指標が比較しやすいように、GAAP ベースの財務指標と非 GAAP ベースの財務指標がどのような関係にあるのかも明らかにしています。この情報を活用すれば、関連する GAAP 財務指標から、株式報酬費用、買収関連およびその他の費用、IP 関連費用、関連会社以外への投資による損益、当社の上場株式の時価評価調整額、減債償却に関連する支払利息、および該当する場合には、これらの項目に関連して発生する税金の影響を除外することができます。フリー キャッシュ フローは、営業活動の収益から不動産や設備、無形資産に関連する購入費と不動産や設備、無形資産に関連する主な支払いの両方を差し引いた GAAP ベースのキャッシュ純額として算出されます。非 GAAP 財務指標の提示は、過去から続く財務状況の変遷を理解しやすくするものであるとNVIDIA では考えています。なお、NVIDIA が提示している非 GAAP 財務指標はそれのみを独立して見るべきものでもなければ、GAAP ベースで用意された業績を代替するものでもありません。また、NVIDIA が提示する非 GAAP 財務指標は、他社が提示する非 GAAP 財務指標とは異なる可能性があります。

より詳細な 2022 年会計年度の第 1 四半期の業績は、こちらをご覧ください。

NVIDIA について
1999年における NVIDIA (NASDAQ表示: NVDA) による GPU の発明は、PC ゲーミング市場の成長に爆発的な拍車をかけ、現代のコンピューター グラフィックス、ハイパフォーマンス コンピューティング、そして人工知能(AI)を再定義しました。NVIDIAのアクセラレーテッド コンピューティングとAIにおける先駆的な取り組みは、輸送、ヘルスケア、製造業などの数兆ドル規模の産業を再構築し、その他のさまざまな産業の拡大も加速させています。詳細は、こちらのリンクから:https://nvidianews.nvidia.com/